公立中学進学予定の小学生の保護者「中学受験しない小学生や中学生はいつから塾に行くべきか。必要性はどう判断するのか。高校受験塾なしで行かないのもあり?」
この記事では、↑こんな疑問に答えます。
この記事の内容
・中学生の塾は必要か?高校受験方法と子どものタイプ
・高校受験のために小学生中学生の塾はいつから行くべきか
・塾なしで高校受験?通信教育だけで公立トップ高校に合格!
わたしは、現在公立高校生と国立大学生の二人の娘の母親です。
自分の子育てや、お友達のご家庭などのお話を通して、塾の必要性は子供のタイプによって全く違うと感じています。
今となって思うのは、受験勉強の土台となる標準的な学力をつけるには、
塾の有無よりも、まずは短時間でも毎日のルーティン学習習慣をつけるのが何より大事
ということです。
そこで、今回は塾の必要性の判断の仕方や、毎日の学習習慣をつける対策をわかりやすく解説しようと思います。
高校受験に向けて、
お子さんの通塾を迷っている小学生中学生の親御さんや、
本当に受験勉強で大事な勉強法について知りたい方
はぜひお読みください。
お子さんを伸ばす受験勉強の仕方が実感できるはずです。
中学生の塾は必要か?高校受験方法と子どものタイプ
高校受験の方法は公立中学で習う範囲の学習内容を標準的な問題で受験できる場合と、独自の難問題を出す入試問題に対応するハイレベルな学力を問われる場合があります。
都道府県市区町村によって高校入試方法は違うので、情報を集めておきましょう。
公立中学から高校受験する予定のお子さんには、大きくは以下の2つのパターンで入試対策準備をする必要があります。
なお、高校受験や成績アップについてはこちらの記事でも詳しく書いています。↓
①標準学力と内申重視パターン 標準的な問題で受験できる場合
①のパターンは、標準的な中堅校から公立トップ高校(地元の高校が独自問題か、共通問題かは早めに確認しておきましょう)までさまざまです。
公立では共通入試問題ですが、習熟度、得点力によって、入れる高校のレベルが決まってきます。
無学年制のインターネット通信教育すららを利用するなどして、自学でしっかり勉強する力のあるタイプのお子さんならば、
小学校中学校で塾なしでも高校入試に成功しやすいパターンです。
内申が重視されることも多いので日ごろの定期テストや提出物、授業参加態度なども大切にする必要があります。
英検を取っておくと入試に有利な場合も多いです。すららは英検対策もできます。
推薦や、単願、専願の場合も、不合格であれば何かしら一般入試にチャレンジする必要があるので、万一に備えて一般入試の対策は必要です。
①のパターンの中でも、お子さんのタイプによって塾の必要性は変わってきます。
以下解説します。
①a毎日学習する習慣がついているタイプ
小学校時代からすららで毎日短時間でも学習する習慣がついている場合は、
引き続き中学でもすららで学習を続けることで十分標準的な高校受験対策
ができます。すららコーチのフォローもあります。
すららは範囲を指定することで、中間期末などの模擬テストを作ることもできるので、中学校の定期テスト対策にもぴったりです。
すららについてはこちらの記事でも詳しく書いています。↓
①b毎日家庭学習をする習慣がついていないタイプ
毎日家庭学習をする習慣がついていないタイプの場合は、
小学生、中学生ともにまずはすららで自宅学習習慣を身に着ける
のがおすすめ。
すららは1ユニット15分くらいで学習できるので、勉強に飽きる前に終わってしまいます。
また、学習診断から個別カリキュラムを作れるのでヌケモレをしっかり復習して無駄なく勉強して成績を上げたいお子さんには向いている方法です。
①c体面の授業で実際に先生に勉強を指導してほしいタイプ
どうしても直接先生から刺激を受けたい、
体面の授業で実際に先生に勉強を指導してほしい場合は、
個別塾、集団塾を利用するのもよいと思います。
✔やる気を引き出す個別指導塾スタンダード?!
苦手科目の引き上げなどに、こちらの全国展開の個別塾は比較的安価で定評があります。
スタンダードこの塾は、
★入会費用はいつでも0円!★個別指導4回分が0円!★体験授業1回分が0円!
なので、最初の5回までは無料ですから、うまくいけば、
無料の短期間だけで苦手科目の克服ができるかも…
個別塾を試してみたい人にはお勧めです。
ただ、塾を利用する場合も、週に数回が普通だと思います。
毎日塾に通うのは時間的にも費用的にも現実的ではないですよね。
そして、学力アップには短時間でも毎日学習することが大事。
塾とすららを併用して、毎日の短時間の学習をコツコツがんばりながら、
塾でわからないところを解決していくなどの使い分けを工夫
するのがお勧めです。
②難関問題向け学力が必要なパターン ハイレベルな学力を問われる場合
②のパターンは、あくまで中学で習ったことをもとに出題しているものの、独自の出題傾向に慣れておく必要があるオリジナルの難問題を出す高校入試です。
塾を利用する人が多いパターンです。
このレベルを目指すお子さんは、自然と内申もよい点をとれていることも多いです。
推薦や、単願、専願の場合も、不合格であれば何かしら一般入試にチャレンジする必要があるので、万一に備えて一般入試の対策は必要です。
そして、通常このレベルの高校を目指す場合は、
併願校すべりどめもそれなりのレベルになってきます
ので、一般入試対策を怠らないようにしましょう。
②のパターンの場合について以下解説します。
②a模試と内申が両方ともハイレベルなタイプ
高校にもよりますし、受験生のお子さんのタイプにもよりますが、
模試と内申が両方ともハイレベルなタイプなら、私の経験では、
ある程度は地元大手または全国型の塾や予備校を上手に利用した方が、うまくいくお子さんが多いパターン
です。
特に地元の公立トップ高校には地元の大手学習塾が情報を持っていることが多いでしょう。
②b模試と内申のアンバランスなタイプ
学校外の外部模試は良いのに内申が良くない、逆に定期テストは良いのに外部模試が良くないなどのアンバランスな場合、苦手科目がある場合は、
基礎的な学習内容の習得状況にムラがあることが考えられます。
こういうお子さんは、
塾とすららを併用して、すららで標準的な学習内容をヌケモレなく習得しつつ、
塾でハイレベルの入試問題演習の量をこなしていく
のがおすすめです。
高校受験のために小学生中学生の塾はいつから行くべきか
ご自分のお子さんがまだ小学生だったり、中1、中2だったりすると上記の①②のどちらのパターンか、わからないとか、迷うこともあると思います。
迷う場合は、まずはすららで標準的な学力をしっかり身に着けることを大切にしつつ、遅くても中3になるまでには、よりハイレベルの対策にも手を付けるかどうかを親子で判断する必要があります。
通塾をするなら、遅くとも中3の初めまでには開始するのがおすすめ。
塾によっては定員や学力によって中3以降は引き受けてくれないこともしばしばありますので、気になる塾がある場合は早めに問い合わせておきましょう。
慣れるのに時間がかかると思われる場合は、小学校の高学年か中1、中2から塾を開始して、塾のある生活に体を慣れさせておくという判断もよいと思います。
また、①②で塾あり、塾なしのいずれのパターンでも、
遅くとも中3になったら地元業者や塾の模試、模擬試験は定期的に受けて、校外での実力チェックをして普段の学習に役立てる
のがおすすめです。
塾なしで高校受験?通信教育だけで公立トップ高校に合格も。
高校入試で共通問題の場合は塾なしで公立の進学校、公立トップ高校にも受かる可能性は十分あります。
まじめなお子さんなら、すららなどでしっかり対策をすれば普通の高校レベルは十分塾なしで可能です。
また、塾なしで自校作成の独自問題を出す公立トップ高校に合格した中学生のお話も時折見聞きします。
こういうレベルの高いお子さんは、定期的に地元業者や塾、大手予備校の模試を定期的に受けていることが多いです。
学校以外の模擬テストで力試しをして、合格可能性を確認しながら自分の勉強をすすめているんですね。
また、こういうトップ層の塾なしの受験勉強だと、通信教育の場合、進研ゼミのエベレスや、z会と市販教材の併用などのパターンがあります。
もしくは、すららで学年を超えて先取りやさかのぼり学習をして力をつけるのもよいですね。
公立トップ校の入試についてはこちらでも詳しく書いています。↓
中学2年くらいまでほぼ塾なしでも、中3になってからは、塾や予備校の模試、特別講座、夏季・冬期講習、直前特訓などだけ利用することもよくあります。
ただ、塾や予備校も時期やお子さんの学力によっては、中3になってからは引き受けてくれないこともあります。
こういう模試や特訓だけ利用したい場合は中3の初めに普段の受講なしでも直前などに利用できるのか、利用予定の塾や予備校には確認しておくと安心だと思います。
まとめ:公立高校入試の共通問題には塾なしで準備は可能
標準的な公立高校入試の共通問題対策には、塾なしですららだけでも準備は十分可能。学校外の模試は受けておくのがお勧め。
どうしても対面個人指導を希望したり、ハイレベルな自校作成問題の演習をしたい場合などは塾予備校やを上手に使うといいでしょう。
体面の授業で実際に先生に勉強を指導してほしいタイプや模試と内申のアンバランスなタイプも、毎日コツコツと学習する習慣が必要。塾とすららの併用もよいですね。