小学生から目指す地方公立トップ高校の受験勉強法!通信教育のメリットは?

中学受験しない小学生の保護者「公立中学から公立トップ高校の受験を考え中。中学から塾に行かせる予定。小学校の間の家庭学習方法を知りたい。おすすめの通信教育や市販教材は?」

この記事では、↑こんな疑問に答えます。

この記事の内容
・小学生から目指す公立トップ高校合格までの実行項目と成績の目安
・公立トップ高校に合格した小学生の家庭学習・勉強方法
・中受しないで公立トップ高校めざす小学生に通信教育のメリット

わたしの娘二人は、同じ地方公立トップ高校に進みました。次女は在学中で、長女は東京大学文系に進学しています。

難関私立高校や公立トップ校クラスになると、小学生から高校受験は始まっていると思っていいと思います。

ただ、難しいことをする必要はありません。

そこで、今回は、小学校時代塾に行かずに、公立中学から公立トップ高校に進むための流れや実行項目、おすすめ教材などをご紹介しようと思います。

小学校時代塾なしでも、子どもを公立トップ高校に合格させることが可能であることを実感していただけると思います。

小学校の間の家庭学習方法や通信教育、市販教材などをいろいろと探していらっしゃる親御さんはぜひお読みください。

最近ではよいオンライン通信教育があることも知っていただければ幸いです。

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目次

小学生から目指す公立トップ高校合格までの実行項目と成績の目安

小学校から高校受験までの流れにそって、以下、実行項目と成績の目安を解説します。

親御さんが、これから何に気を付けていくとよいのか、頭に留めていただけるといいと思います。

小学校、中学校での高校受験までの流れ~実行項目と成績の目安

小学校時代

→実行項目

小学校時代の学習内容にヌケモレを作らない。

高学年になったら折々に将来や高校についても考えさせる。

→成績の目安

国算社理英の主要5教科は5段階ならオール5を目指す。

ただし、小学校では先生によって評価の辛い甘いにばらつきがあるので、あまりこだわりすぎないこと。

カラーテスト、小テストは、受けた8割以上は100点をとれていなければ、要注意。

ケアレスミスを軽視せず、基礎的な語彙力や計算力、問題を読む力などの弱点に早めに気づいて対策しておく。

⇓⇓⇓

中学1,2年

→実行項目

親子で進路について考える。

受ける可能性のある高校できるだけすべて見学。

校外の模試を定期的に受ける。

少し先取りをしながらしっかり学力をつける。

→成績の目安

国数社理英の主要5教科と副教科は5段階ならオール5を目指す。

4が一つでもついたら危機感をもって、中3までに不得意科目の対策を。

内申点(通知表の合計点など)は入試に直結する場合が、中1からの場合と中3からの場合とに地域によって分かれる。

中3でいきなりオール5はなかなか取れないので、内申がいつから入試に影響するかにかかわらず、1,2年から積み上げるのが大事。

定期テストは、100点満点なら95点、少なくとも90点以上は確保しておくのが良い。

⇓⇓⇓

中3から高校入試

→実行項目

志望校決定。

志望校見学。

校外の模試を定期的に受ける。

夏までに中学3年分の学びを終える。学力維持発展。

夏休みからは総復習と入試問題演習。

12月ごろから出願準備、出願。

1月から3月に入試。合格発表。

→成績の目安

公立トップ高校を受ける上位層は国数社理英の主要5教科はオール5をとれているのが普通。

副教科もできるだけ5を取り、9教科で、3や4は2つくらいまでに抑える。

内申よりも入試の当日点の方が配点が高い高校もあるので、よく確認して、本人に合う志望校を選択するのが大事。

模試の偏差値は、模試の地域、母体や時期によっても変わる。

偏差値、順位や合格判定は、学校や塾の先生とも一緒に見て、志望校選択の参考にする。

なお、高校受験対策についてはこちらの記事でも書いています。↓

公立トップ高校への道は険しい~親の心づもり

厳しいですが、小学校から公立トップ高校を目指していても、中学に入ってから、もしくは中3の出願直前になって、

成績が足りずに公立トップ高校を断念する子

ももちろんいます。

また、実際公立トップ高校を受験して不合格になることもあります。

高いレベルにチャレンジするほど、リスクはあると親は覚悟しておきましょう。

努力不足のように見えることもあるでしょうが、受験生のお子さんはそれぞれ精いっぱいがんばっています。

お子さんの万一のために親御さんが心づもりしておくとよいことを以下まとめます。

わたし自身が子どもの小中学校時代にいつも心に置いておいたことです。

※親がひそかに心づもりしておくこと

受験で残念だったとき時に、大事なのは、挫折感を持たせすぎずに、自分に合う高校に行けば、充実した高校生活ができると、元気を出させることです。

そのためには、中1中2の実行項目に書いた、

受ける可能性のある高校できるだけすべて見学

というのが大事になってきます。

忙しい中高校の説明会などに足を運ぶのは案外大変なのですが、

特に滑り止めの可能性がある高校は中1中2でできるだけ親子で見ておいて、

それぞれの高校の良いところを確認しておく

と進路について頭の切り替えをしやすくなります。

大事なのは子供が公立トップ高校に合格することではなく、

充実した高校生活を経て希望の進路に進めることです。

成績アップに向けて、普段は応援していていいと思いますが、

親は心ひそかに万一の志望校切り替えについても、備えておくことをおすすめします。

なお、高校受験に向けて小学生のうちからやることについてこちらの記事でも書いています。↓

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公立トップ高校に合格した小学生の家庭学習・勉強方法

我が家の二人の娘は同じ公立トップ高校に二人とも合格しています。

その経験で感じるのは、小学校の間は中学受験の勉強など難しいことをさせる必要はないということです。

勉強が遅れているようでなければ、小学校から塾も必要ないのではないでしょうか。

中学からは、塾あり、塾なしのいずれでも、高校受験の志望校を早めに見定めて、その高校に合った対策を親が仕向けていくのが大事だと感じます。

我が家の子供たちには、小学生時代には、以下のことを大事にしていましたので、参考になれば幸いです。

小学校の間にする勉強法

✔机に向かう習慣を身に着けさせる。

特に低学年は点数にこだわらないで、早くからテスト勉強を意識させました。

毎年先生にテストの予告をするようにお願いしていたのが良かったです。

✔きっちり100点を取って積み上げる。

中学年から高学年は、1回1回のカラーテストきっちり100点を取って積み上げることを意識させ、とれなかった問題は簡単でも復習する習慣をつけました。

小学校の授業を大事にして、小学校で学ぶことにヌケモレを作らないように苦手を残さないように気を付けました。

✔国語力をしっかりつける。

  • 本や新聞を一緒に読む。
  • 親子の会話を大切にする。・
  • テレビのそばに辞書を置き、親子で意味調べ。

国語の音読の宿題を大事にしていることを伝えるために、子供が読むときは親がそばについて(家事をしながらでも)ちゃんときいてやるようにしました。

テストでまちがったところは、問題文が何をきいているのかを考えさせ、復習するようにしていました。

✔通知表の成績を意識することも高学年では大切にさせる。

  • 宿題や持ち物などの忘れ物をしない。
  • 積極的に授業を受ける。
  • 宿題はプラスアルファの要素を入れてできるだけよい評価を取る。

などなど、きちんと通知表の成績を意識することも高学年では大切にさせていました。これが、中学に入って、内申対策に生きてきます。

小学校時代にできてないことは中学で急にできるようにならないので、小学校のうちから中学校のテスト対策と内申対策は意識して行動させるようにするのがお勧めです。

勉強以外で大事なこと

小学校の間に身に着けておきたい勉強以外のこともあります。

✔時間を守る。

小学校の間に時間を守る、前もって出かける準備をするなど、生活態度の基礎の部分をきちんとさせるようにしました。

中学以降は特に遅刻しない、忘れ物をしないのが大事になってきます。

✔先生から好かれる。

普段から先生に好かれて信頼され、頼りにされると、娘のだらしないところなど少々のことは目をつぶってよい評価を付けてもらえる傾向があるのは感じていました。

人に嫌な思いをさせるようなことをいわないように、気持ちよくお話しすることについてはできるだけ感じの良い接し方を子どもに提案するようにしていました。

これは中学に入ってからの内申対策にも生きてきます。

✔いろいろなことを経験させる。

普段の生活や習い事、休みの日の過ごし方など、いろいろな刺激のあるものにできるだけ触れるようには親として心がけました。

子どもが視野を広げるきっかけになりそうなテレビ番組なども選んでよく見せていました。

進路を考えるにあたって基礎になる部分と考えています。

高学年からは高校も含めて進路についてもいろいろ話題にしていました。

なお、小学生の勉強法についてはこちらの記事でも書いています。↓

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余談:ドラゴン桜

上の娘が中2の時に、わたしは思い立ってドラゴン桜の古本を全巻購入し、読んだ覚えがあります。

そのとき、娘は東大タイプか京大タイプかでざっくりわけると東大タイプだなと感じ、家族で話題にしたことがありました。

本気でそのとき娘を東大に入れるつもりはなかったのですが、この後、折に触れ、この話題は我が家の中でしばしば登場してきました。

結局長女は東大に行きましたので、多少は関係があるのかもしれないと思っています。

中受しないで公立トップ高校めざす小学生に通信教育のメリット

中学受験をしないで、小学校時代は塾なしの家庭学習をしたいという場合には、紙の市販教材を買って勉強するのもよいですが、

市販教材は○付けや習っていないことの説明など、親の手間も案外かかるものです。

仕事や習い事など、親も子も忙しいと思うので、自動で○付けをしてくれて、先取り学習の授業も受けられる最近の通信教育はとてもメリットがあると思います。

なかでも、公立トップ高校をめざすなら、小学校で習った基礎の内容をヌケモレなく身に着けておくことがとても大事。

なので、お子さんの学習診断をして必要な部分だけを勉強できる効率の良い通信教育はおすすめです。

学年を超えて、先取りもさかのぼりもできる

無学年制のインターネット通信教育すらら

は、小学校の間に中学英語の先取りや英検対策もできるのが魅力です。

すららは無料で体験できるので、一度お試しになることをおすすめします。

こちらの公式サイトから簡単に体験することができます。

すらら 公式サイト

なお、すららについてはこちらの記事でも書いています。↓

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まとめ:小学校で習った基礎の内容をヌケモレなく身に着けておく

公立トップ高校をめざすなら、小学校で習った基礎の内容をヌケモレなく身に着けておくことがとても大事です。

先取りをするよりも、まずは学び残しのないことを重視しましょう。

そのうえで、得意科目は先取りもしておきより力をつけるとなおよいですね。
まんべんなく小学校の学習内容を確実に身に着けるなら、通信教育のすららがおすすめです。

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この記事を書いた人

・大学生、社会人の二人の子を持つ母。子供たちは東大、旧帝大へ現役合格。
・家庭教師、通信高校サポート校の個人指導の経験あり。
・小学生中学生向け通信教育紹介や家庭学習法について発信しています。

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