【塾なしで高校受験】中学生が塾に行かないで公立高校に合格できる通信教育は?

中学生の保護者「塾は高いし、子どもも行きたがらない。塾なしでよい高校に入った知人の例を聞いたことがある。塾なしで高校受験は可能か知りたい。」

子どもさんが中学生になると、周囲のお友達で塾に行きはじめる人が増えると思います。

カチママ

中学入学当初は最初は様子見で、塾に行かせない場合も、定期テストの結果が出たり、夏休みなどの夏期講習が始まったりなどのきっかけで、子ども自身や親が塾に興味を持つことが多いようです。

ですが、公立中学生が学習塾に通うと、5教科3年間で、200万ほどもかかることが少なくありません。

ごきょうだいもいる場合などは、とても大きな金額ですよね。高校でも塾予備校を考えると、中学の間は塾なしで高校受験をさせたいというご家庭も多いと思います。

高校進学後の学費も心配です。家庭としては、子供が大きくなるにつれ、マイホーム、マイカー、祖父母の介護などの負担もかかってくる時期です。

塾に行きだしたら簡単にやめさせるわけにもいかないので、慎重に検討せざるを得ないですよね。

また、経済面だけでなく、お子さん自身が塾に行きたがらない、塾に行かせたものの合わない、効果がないなどの場合も塾なしの高校受験を選択されると思います。

塾なしでもお子さんにはよりよい条件の高校に行ってほしいですよね。

塾なしの場合のおすすめの高校受験学習サポートについて、ご紹介したいと思います。

この記事を書いている人

カチママ

・高校生、大学生の二人の子を持つ母。子供たちは公立進学高校、東京大学に在学中。
・家庭教師、通信高校サポート校の個人指導の経験あり。
・小学生中学生向け通信教育紹介や家庭学習法についてのブログ歴5年。

よろしくお願いします。
目次

塾なしで高校受験!問題集だけで公立高校に合格できる?

優秀なお子さんが塾なしで、公立トップ高校に合格した話などをきくとうらやましくなりますよね。

わたしも知人のお子さんが塾なしで公立トップ高校に合格された例を知っています。

学校の定期テストの勉強をしっかりしたうえで、問題集や過去問と模試を上手に活用されていたとか。

なので、自分の勉強の仕方がしっかりわかっている学力の高いお子さんには、高校受験も塾なしで大丈夫だということだと思います。

公立トップ高校とまではいかなくても、中堅以上の公立高校に塾なしで行ってくれたらうれしいんだけど、と思っている親御さんはとても多いと思います。

ただ、まだ中学生だと、自分に合う教材を選んだり、自分で勉強の管理をしたり、勉強の仕方をしっかりわかっているというタイプはまだ少ないのが現実なのではないでしょうか。

市販教材、問題集を選ぶだけでも大変ですし、合うものをいろいろ試していると案外お金もかかります。

自分の力だけで普段の定期テストで、しっかり90点以上をキープできるお子さんは多くはないと思います。

経済的な問題や部活で時間がないなどのいろいろな事情ですぐに塾に行けない場合に、塾以外によい方法があるでしょうか。

塾なし高校受験の学習サポートは市販教材、通信教育とオンライン塾家庭教師

塾なしで高校受験する場合は、学習サポートとしては、以下の3つのパターンが考えられます。

  • 市販教材+親のサポート
  • 通信教育
  • オンライン塾・家庭教師

市販教材+親のサポート

シンプルに好きな市販教材を本人や親が選んで学習する方法があります。

【メリット】本人に必要なものだけ無駄なく学習できる。

【デメリット】教材選びやモチベーションの維持が難しい。親のサポートも負担が大きく安定しにくいことが多い。

通信教育

学年式、無学年式など子供の個性や学力に合わせて通信教育を活用する方法があります。

【メリット】5教科、9教科などまんべんなく学習しても費用が安い。質が高く人気の通信教育も多い。

【デメリット】学習習慣がつくまで親の管理が必要になることが多い。子どもに合う通信教育を選ぶのが難しい。

おすすめの通信教育についてはこちらで詳しく書いています。↓

勉強が苦手な子ども向け小学生中学生通信教育ランキング!8教材比較!

オンライン塾・家庭教師

オンラインの塾や家庭教師は安価なものばかりではありませんが、通塾に抵抗があるお子さんや、送迎の手間をかけたくない、感染症などの不安を持ちたくないご家庭に向きます。

【メリット】お子さんに合う先生に出会えると学習へのモチベーション高くなり、効果も期待できる。

【デメリット】費用的に高いものも多く、受講時間もかかるので全教科取れず、1-2教科のみの場合も多い。

いずれも一長一短ありますが、 市販教材+親のサポート 通信教育 オンライン塾・家庭教師 この3つに共通するデメリットは、地元の高校の入試情報に弱いという点です。

普段の学習としてこの3つの学習サポートを選ぶとしても、高校受験の半年から1年前、または特別講習や模試だけなど、地元の塾の併用も考えた方が安全ではあります。期間を区切ってうまく活用すれば大きな金額はかかりません。

 

\オンライン学習教材 すらら/

高校受験は塾が必要?

標準的な公立高校入試の共通問題対策には、塾なしで通信教育などだけでも準備は十分可能。学校外の模試は受けておくのがお勧めです。

どうしても対面個人指導を希望したり、ハイレベルな自校作成問題の演習をしたい場合などは塾予備校を上手に使うといいでしょう。

体面の授業で実際に先生に勉強を指導してほしいタイプや模試と内申のアンバランスなタイプも、毎日コツコツと学習する習慣が必要。塾と通信教育の併用もよいですね。

詳しい参考記事はこちらです。↓

高校受験は塾が必要?小学生中学生はいつから行くべきか?塾なしは?

勉強しない中学生が成績悪いのに塾行く意味は?

集団塾でも、個別塾でも、お子さんに合う塾を探すのは案外難しかったりします。

成績に不満はあるけれども塾をやめさせるともっと下がる気がしてやめさせられないというのもよく聞く話です。

中学生勉強しないやる気を出させる方法は、まずはハードルの低いところから手を付けて得意科目を作り、「できた!」という小さな体験をいくつも積み重ねていくことです。その自信がやる気につながっていきます。

やる気を引き出すのが上手な塾もあります。

詳しい参考記事はこちらです。↓

勉強しない中学生が成績悪いのに塾行く意味は?合う塾でやる気をアップ

テスト前受験のため塾は必要?

学習が進むにしたがって、親がある程度手伝っても、子供さんの勉強の仕方や教科ごとの抜け漏れなど親だけではカバーしきれないこともだんだん増えてくると思います。

妙に何かにこだわったり、やる気を見せなかったり、思春期の子供さんは、プライドも高く扱いにくい面も多いでしょうが、そこは忍耐強くお子さんの顔を立てて気持ちよく勉強してもらうのが大事です。

成績の上下に関係なく、ある種頭のいいお子さんはムダを嫌うので、自分に合ったカリキュラムを提案してくれる個別指導塾のほうが向いていることもあります。

参考記事はこちらです。↓

中学生勉強しない子が成績良いのはなぜ?テスト前受験のため塾は必要?

高校レベル高い諦めたくない受かるため塾?

志望校受かるために塾必要かどうかは、ほんとうにお子さんによって、ご家庭によって違うと思います。

市販の問題集や、通信教育、地元の模試受験だけで難関校を含む志望校に合格されるお子さんももちろんいます。

ただ、問題集や通信教育だからすごく安いかというとわたしはそうでもない気がしていて、これもお子さんに寄りけりでしょう。スタンダードが中学生週一で月謝1万前後なのを考えると、塾の利用も選択肢に入れてもいいのかもと思ったりします。

スタンダードはオンライン指導も導入しているので、通塾とオンラインをどちらか選んだり、組み合わせたり、途中で変更したりなどもできるのも魅力だと思います。

詳しい記事はこちらです。↓

志望校高く設定高校受験大丈夫?レベル高い諦めたくない受かるため塾?

中学生が塾で成績が上がらない!

お子さんに合う勉強法が見つかったら、お子さん自身うれしいですよね。
勉強ができなくて苦しいのはお子さん自身です。
助けてあげたいと思いませんか?

集団塾だけでなく、個別指導や家庭教師もつけているのに成績が上がらないというような場合は、最近注目されているデジタル教材を試してみるのもよいかもしれません。

勉強時間も調節でき、料金も手ごろなので、塾との併用も考えられます。

わたしのおすすめはすららというデジタル教材なのですが、多くの塾や学校でも採用されている実績のあるデジタル教材です。

詳しくはこちらの記事で書いています。↓

中学生が塾で成績が上がらない!親が口うるさいから?詰めが甘い?

塾と部活はどちらを優先?

部活もハードで、塾もびっしりということになって、両方ともどっちつかずというか、うまく時間のやりくりができず、学習を消化しきれなくて悩むお子さんも多くいます。

塾の宿題のせいで学校の提出物にも手が回らなくなってやむなく途中で塾を辞めるお子さんも少なくないのです。

部活と塾の両立中学生の勉強方法はどうするということですが、塾なしで、自宅学習教材を利用するという方法があります。

詳しくはこちらの記事で書いています。↓

部活と塾の両立!中学生はクラブ休むか?塾と部活はどちらを優先?

塾に行く意味とは?勉強方法わからない

成績が中程度以下がつづいていて上がらない、むしろ成績が下がったなどの場合は、塾のカリキュラムや教材、指導法がお子さんに合ってない可能性が高いと思います。

親にできることは塾代と、滑り止めの私立高校のお金を用意するだけ…と思いがちですが、わたしは、中学時代ならば、まだ、親の手をかけてあげる部分はいろいろあると思います。

特に、塾、通信教材選びについては、お子さんになったつもりで、親御さんも真剣に中身を見て、いっしょに検討してあげてほしいです。

子どもさんに選ばせるのがもちろんいいのですが、本当に使いこなせるか、システムを理解できるか、などみてあげるといいと思います。

詳しくはこちらの記事で書いています。↓

塾に行く意味とは?勉強方法わからない努力しない中学生に親はどうする

塾は必要か?中学生の通塾率は3年時で6割

高校受験に塾は必要かとほんとうに悩むと思います。中学生の通塾率は3年時で6割ともききます。

しかし、データとは関係なく、ご自身のお子さんをしっかりみて、ほんとうに塾が必要かどうかを考えるのが大切だと思います。

塾の役割を考えると、3つのタイプ、ニーズが見えてきます。

・学力の高い子が、定期テストで90点以上をキープしつつ先取り学習をして、中3の最初から高度な高校入試演習をする。
・学力の中くらいの子が、学校の定期テストを大切にして80点以上をめざし、中3の後半で公立の高校入試演習をする。
・学力の低い子が、小学生レベルからきっちり復習して定期テストで平均点をめざし、中3の後半で高校入試の基礎的な問題を演習する。

塾のチラシやホームページで、塾の特徴や合格実績などをみると、ある程度、その塾のめざすものや得意とするタイプが見えてくると思います。

近所の塾は一度チェックしてみるといいでしょう。

ただ、うちの子どもの中学の先生などにうかがうと、塾に通うだけで安心して、実際に定期テストの得点などにつながっていないケースが案外多いといいます。

子どもさんに合う塾を見つけるのは、案外大変なことのようです。成績の伸び悩んでいるお子さんほど難しいと聞きます。

高校受験塾行かないで公立高校をめざすなら

高校受験塾行かないで公立高校をめざす方法として、塾以外の選択肢としてよく聞くのは家庭教師と通信教育だと思います。

本当に腕のいいプロの家庭教師は月謝だけでも高いですし、家庭教師の所属する高額な教材と授業がセットになっているケースもよくあります。

また、学生の家庭教師の場合は、レベルがさまざまで、さらに週に1-2回程度の授業ではなかなか効果が望めないことが多いのではないでしょうか。

ただ、お子さんに合う先生と教材が見つかったら、無駄のない勉強で、高校受験をめざすことができ、お得な場合もあると思います。

ケースバイケースといったところだと思います。

通信教育は、z会や進研ゼミ、スマイルゼミ、スタディサプリなどをよく見聞きします。

日ごろから学校の授業に問題なくついていけて、学年に合った学習を自宅でしたい場合にはとてもよい教材ばかりです。

タブレットやパソコン、スマホをつかったネット塾タイプもよいですが、定期テストや高校受験はやはり、紙のテストで受けますので、日ごろから、紙の教材、プリントも合わせて学習できるタイプを選択するのがおすすめです。

問題は、前の学年や小学校の学習内容からさかのぼって復習したい場合(自分がどこでつまづいたかもわからない場合も含む)や、逆に、得意科目をずっと先まで先取り学習したい場合(これも自分の実力がどこまで行けるかまだわからない場合も含む)などです。

勉強が嫌い、おもしろくないと思う子どもさんは、実はこういうタイプはとても多いのではないかと思われます。

そういったお子さんに合うのが、すららという小学生高学年から高校生のためのインターネット学習教材です。パソコンやタブレットで受講します。

公立高校の入試問題レベルに対応しています。

勉強が苦手なお子さんにも対応可能で、無学年制なので、小学校高学年~高校生まで、全ての学年の教材を好きなだけ取り組み放題なんですね。

地元の現役学習塾講師の手厚い学習フォローも料金の中にふくんでいるので、とても割安です。

「まとめプリント」というサブノート的なプリントもあって、手を動かしての学習もしっかりできます。

御月謝もお手頃と思いますが、ご興味のある方は、こちらをのぞいてみてくださいね。

公式サイトはこちらです。簡単に無料体験できます。ぜひお試しください。

まとめ:期間を区切って塾の活用や併用を考える手もある

塾なしで高校受験する場合は、学習サポートとしては、以下の3つのパターンが考えられます。

塾なしで高校受験する場合は、学習サポートとしては、以下の3つのパターンが考えられます。

  • 市販教材+親のサポート
  • 通信教育
  • オンライン塾・家庭教師

いずれも一長一短ありますが、 市販教材+親のサポート 通信教育 オンライン塾・家庭教師 この3つに共通するデメリットは、地元の高校の入試情報に弱いという点です。

普段の学習としてこの3つの学習サポートを選ぶとしても、高校受験の半年から1年前、または特別講習や模試だけなど、地元の塾の併用も考えた方が安全かもしれません。期間を区切ってうまく活用すれば大きな金額はかかりません。

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この記事を書いた人

・大学生、社会人の二人の子を持つ母。子供たちは東大、旧帝大へ現役合格。
・家庭教師、通信高校サポート校の個人指導の経験あり。
・小学生中学生向け通信教育紹介や家庭学習法について発信しています。

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