勉強しない子ども放置するとどうなる?小学生中学生の勉強嫌い対処法12選

小学生中学生の保護者

「勉強しない子どもをほっとくとどうなるのか知りたい。

いろいろ声掛けや塾に誘っても効果がない。

勉強嫌いな子は放置するしかない、

自分で気づいて勉強するまでほっておくしかない、とママ友もいっている」

学歴だけがすべてではないので、

「子どもが勉強できなくてもいい」と思っている

お父さん、お母さんも多いかもしれません。

カチママ

でも、お子さんの勉強嫌いはもしかしたら勉強のやり方がわからないだけかもしれませんよ。

親のちょっとした後押しがあることで、勉強の楽しさやその先にある可能性に気づき、

お子さんの能力がパッと開花することもあるんです。

我が子は小2くらいまではまさに勉強しない小学生でしたが、

日々のかかわり方を少し工夫するだけで勉強のコツがわかってきました。

最終的には公立トップ高校から東大に合格するほど学力がついたんです。

勉強ができるようになることで、自分に自信が持てたり将来の選択肢が広がるなどのメリットがあります。

ほっておいて子どもの学力がよくなるかどうかは大きなリスクがあります。

といって、過干渉もよくないのはわかっている。

カチママ

親が子供のありのままを受け止めて、導いてあげるほうがよい結果につながる可能性があります。

この記事では、経験を踏まえてお子さんの勉強への親のかかわり方をご紹介したいと思います。

この記事を書いている人

カチママ

・高校生、大学生の二人の子を持つ母。子供たちは公立進学高校、東京大学に在学中。
・家庭教師、通信高校サポート校の個人指導の経験あり。
・小学生中学生向け通信教育紹介や家庭学習法についてのブログ歴5年。

よろしくお願いします。
目次

勉強できない子を放置するか親がしっかり関わるか

カチママ

一か八かほっておいて自分で勉強できるようになることを祈るという方もいますが、

わたしの知る範囲では、

勉強をしない子をすっかりほっておいて状況がよくなったことは全く聞きません

勉強しない状態を放置しておくと以下のようなリスクがあると思います。

勉強ができないので、授業についていけず、学校が面白くなくなる。

ますます勉強が遅れる。

先生から注意お叱りをうけることが増え自分に自信がなくなる。

意識の高い友達ができない。よくない友人関係にしがみつくことも。

やりたいことができても、行きたい高校、大学に行けない可能性が大きくなる。

将来の選択肢が狭まる。自分に自信がなくなり、将来に無気力になる。

一方、勉強ができるようになると、以下のように変わっていきます。

勉強ができると、授業が分かって、テストでもよい成績が取れるようになり、学校が楽しくなる。

先生からほめられることも増えて、自分に自信がつく

勉強ができる子は周囲から一目置かれ、意識の高いお友達も増える

やりたいこと、目指すことを実現できる進路にすすめる可能性が大きくなる。

自分に自信が出て、将来も楽しみになる

わたしはこの状況を作るためには、親の力が不可欠だと思っています。

子どもが勉強をしない理由5つと親の対処方法12選

子どもが勉強しないのにはそれぞれ理由があります。

思い当たる理由を5つとそれにに親が対処する方法12こをご紹介します。

子どもが勉強をしない理由


まず、子供が勉強をしない主な理由には以下のようなものがあります。

勉強をしない理由

  1. 反抗期。無気力。自分に自信がない。
  2. 学校の授業についていけない。
  3. 勉強する意味が分からない。
  4. 勉強できる環境が整っていない。勉強を教えてくれる人がいない。
  5. テスト勉強が嫌。やってもできない。

以下、勉強しない理由別親の対処方法をご紹介します。

 

\オンライン学習教材 すらら/

理由1;反抗期。無気力。自分に自信がない。

理由1;反抗期。無気力。自分に自信がない。

対処法
①子どもの身の回りをきちんと世話する。心を満たす。生活習慣を整える。

②子どもの顔を立てる。否定しない。

③できなかったことを責めず、できたことは当たり前のことでもほめる。

④勉強しなさい、を別の言い方で言う。

対処法①子どもの身の回りをきちんと世話する。

成長期の子供の衣類や靴、身の回りに使うものをいつも間に合うようにそろえてあげるのは案外大変

ですが、なるべく我慢させずに恥ずかしくないものをそろえてあげるのは大事だと思います。

カチママ

心を満たす。生活習慣を整えるのが大事。

条件を付けずに誕生日やクリスマスなどにはほしい物やお願いをきいてあげる

など、モノに限りませんが、親が子どもを大事にしていることを

いろいろな方法で伝えて心を満たしてあげるのは大事です。

食事がきちんと出される。
いつも食卓に好物がのっている。
洗濯や掃除などもしてある。
子供のスケジュール管理や声がけ、送迎などもきちんとする。

カチママ

わたしもやっとこさでやってきたことなので、十分できなかったことも多かったです。

それでも、子供にやるべきことを言う前に

親が子どものためにすべきことを一生懸命して見せる

のがまずは大事だと思います。

対処法②子どもの顔を立てる。否定しない。

子どもは間違ったことをしますが、頭ごなしに否定しても心に親の言葉が届きません。

子供の顔をつぶさないようにするのはとても大事です。

カチママ

相手が子どもだと思うので大人として上からものをいいたくなりますが、

相手が同じ立場や目上の大人、仕事のお客様だったらどう言葉をかけるかを考えてみる

とちょっと工夫した物言いになると思います。

対処法③できなかったことを責めず、できたことは当たり前のことでもほめる。


こどもができなかったことを責めずに、

なぜできなかったのか、どうすればできるのか、

もしくはもっとほかに良い方法はないのかなどを

親が考え子供に伝える習慣が大事だと思います。

また、朝起きた、宿題をした、カバンの用意をしたなど、

当たり前のことでもできたことはできるだけ口に出してほめてあげるのがおすすめです。

対処法④勉強しなさい、を別の言い方で言う。


東大生の親は勉強しなさいといわない、などといいますよね。

わたしはそれなりにいってたかなと思います。

ただ、ダイレクトに「勉強しなさい」ではなくて、

カチママ

「切りのいいところまでテレビ見たら、ちょっとがんばりなさいよ~」

とかいう言い方ですね。

また、「今日は何(の勉強)をする予定なの?」とか、

「今度のテストは社会は何が出るの?」

「今算数は何を習ってるの?」とか、いま勉強している内容に興味を持ち聞き出しながら、

「じゃあ今日は家で何をするのかな?」という質問に落とし込むことが多かったと思います。

やる気を出す方法については以下の記事でも詳しく書いています。↓

小学生勉強やる気を出す方法9選!嫌がる子に効率の良い勉強法と教え方

理由2;学校の授業についていけない

理由2;学校の授業についていけない

対処法
⑤親が学校の先生を信頼して、子供の生活指導や勉強方法などを教えを乞う

⑥子どもが学校で習ったことを家で話をさせる。

対処法⑤親が学校の先生を信頼して、子供の生活指導や勉強方法などを教えを乞う


親が学校の先生を信頼する姿勢を持つと、子どももそれを見ています

できるだけ、先生のよいところを見つけて家でよい話題にするのがおすすめです。

そのうえで、個人懇談などで、

・子供の生活で気になる点や改善方法をアドバイスしてもらう。

・家での勉強方法を教えてもらう。

などがおすすめです。

カチママ

勉強が遅れている場合は特に具体的にいろいろ教えてもらいましょう。

もちろん先生には当たりはずれがあり、いつも頼りになるとは限りませんが、

すくなくとも、親が先生をバカにしたり軽く見ると子供に悪影響なので、そういう姿勢は見せないように気を付けましょう。

対処法⑥子どもが学校で習ったことを家で話をさせる。


子どものつまづきに早めに気づくためにも、できるだけ

子供に習ったことやわからなかったことなどを自分の口から話をさせるのがいいですね。

カチママ

テストの結果なども合わせると、お子さんの得意不得意は見えてくると思います。

早めに先生に相談するといいですし、家庭で対策を立てるのもいいと思います。

勉強の親のかかわり方についてはこちらの記事でも詳しく書いています。↓

小学生の勉強内容とやり方!小学一年生~六年生に親が関わる勉強方法

小学生勉強できる子の親はどうしてる?頭がいい子の育て方かかわり方

理由3;勉強する意味が分からない

理由3;勉強する意味が分からない

対処法
⑦勉強のメリットを理解させる。

対処法⑦勉強のメリットを理解させる。

勉強ができるようになるとどうなるか、できないままだとどうなるかを

子供さんに合わせてかみくだいて折に触れ話してあげるのがいいと思います。

カチママ

簡単には勉強ができるようになりませんけど。

勉強できるようになりたいと思わせてあげるのが大事だと思います。

また、お子さんに合う方法を親が一緒に考えるという姿勢も見せていくのが大事です。

理由4;勉強できる環境が整っていない。

理由4;勉強できる環境が整っていない。勉強を教えてくれる人がいない

対処法
⑧勉強に必要なものをそろえ、環境を整える。

⑨塾、家庭教師、通信教育などを利用する。

対処法⑧勉強に必要なものをそろえ、環境を整える。


勉強部屋や勉強スペースなどをととのえて、余計なものを置かないようにしましょう。

また、できれば、

  • リビング、
  • 寝室、
  • キッチン、
  • 子供部屋など

ときどき場所を変えながら勉強できるように、

小机や大きめのクリップボードなどを用意しておくといいですね。

対処法⑨塾、家庭教師、通信教育などを利用する。


お子さんに合う塾や家庭教師に心当たりがあれば試してみるのもいいと思います。

いまは、習ってないことでも一から勉強できるインターネットの通信教育もありますので、

そういうのを利用するのもいいでしょう。

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すららについてはこちらで詳しく書いています。↓

オンライン通信教育すらら小学生体験談!中学受験しない子の勉強法に◎

タブレット学習すらら評判は?忙しい親子におすすめの通信教育はコレ!

家庭学習については以下の記事でも詳しく書いています。↓

小学生に効率の良い勉強法は?宿題や家庭学習に時間がかかりすぎる!

自学すぐ終わるには何をする?自主学習できない小学生早く終わらせる方法

理由5;テスト勉強が嫌。やってもできない

理由5;テスト勉強が嫌。やってもできない

対処法
⑩勉強のやり方を教える。

⑪勉強内容や時間を具体的に伝えてやらせる。

⑫子どもの現在の実力、学力を把握する。必要なところまでさかのぼってできるところから学習を始める。

対処法 ⑩ 勉強のやり方を教える。


テスト勉強の基本は、小学生も中学生も同じだと思います。

  • 試験範囲の教科書の音読または黙読
  • 教科書準拠のワークをやる。
  • 間違えたところをやり直す、覚える。

などです。

カチママ

親が子どもと一緒にやりながらやり方を教えます。

教科書を読むのをお子さんが嫌がったら親が読んで聞かせてもいいと思います(わたしは実際にやっていました)。

教科書をよんできかせながら、ちゃんと聞いているか確認するために、

ときどきクイズ形式で問題を出して子供に答えさせながら読み進めと、子どもも飽きません。

ワークの○付けも子供が嫌がったら親がしてやってもいいです。

子供は楽して勉強できるとわかればやる気を出します。勉強できるようになりたいのですから。

対処法 ⑪ 勉強内容や時間を具体的に伝えてやらせる。


親が一方的に学習計画を立てても、なかなか子供は実行できないと思います。

時間をきっちり決めて学習するよりは、毎日のルーティーン、段取り表のようなものを作るのはどうでしょうか。

  • 帰宅しておやつを食べたら宿題と自宅学習
  • 夕食が済んだら、テレビをみる
  • お風呂に入って寝る前にすこし自宅学習

などの順番をおおよそ作っておいて、やわらかく親が声掛けをするくらいがいいと思います。

カチママ

「テレビは切りのいいところでお風呂に入ってね」「寝る前にちょっと勉強しようか」という感じです。

ちなみに、テレビは録画しておいて、目安時間を守って見れるようにするのがいいですよ。

勉強の内容は毎日もしくは毎週くらいの感覚で、その日にやることをおおよそ予定表にしておくといいですね。

守れなくてもあまり気にしなくてもいいですが、できたことは大いにほめてあげるのが大事です。

勉強できない子についてはこちらの記事でも詳しく書いています。↓

勉強できない子の将来進路が心配!普通の高校へ行く学力がつく勉強方法

対処法⑫子どもの現在の実力、学力を把握する

子どもの現在の実力、学力を把握し、

必要なところまでさかのぼってできるところから学習を始めます。


普段から子供の習っていることに敏感でテストの内容もよくみていれば、

子供のつまづきポイントはだいたいわかります。

それでも子供がほんとうにどこまでできて、どこからできてないかを細かく知るのは案外難しいと思います。

カチママ

時間的にも大変です。

こういう指導が上手な家庭教師や個別指導塾に頼む方法もありますが、

案外子供と相性のいい先生を探すのは大変ですし、経済的に大変なこともあります。

ピンポイントで子供のつまづきポイントをさがし、そこから必要な学習内容を組み立てていくには

AIを駆使した通信教育もおすすめです。

次のテストでは確実に成長した姿を見たくありませんか?↓

勉強苦手な子に向くおすすめ通信教育についてはこちらで詳しく書いています。↓

勉強が苦手な子ども向け小学生中学生通信教育ランキング!すららがおすすめ!

通信教育すららは最短ルートで苦手を克服!難易度調整で勉強苦手な子の学力アップ!

勉強できない子どものサポートについてはこちらでまとめています。↓

【小学生勉強しない】できない子どもは親サポートで勉強方法と学習習慣を身に着ける

まとめ; お子さんに合う方法が見つかるまで、親があきらめないのが大事

理由1;反抗期。無気力。自分に自信がない。

対処法
①子どもの身の回りをきちんと世話する。心を満たす。生活習慣を整える。

②子どもの顔を立てる。否定しない。

③できなかったことを責めず、できたことは当たり前のことでもほめる。

④勉強しなさい、を別の言い方で言う。

理由2;学校の授業についていけない

対処法
⑤親が学校の先生を信頼して、子供の生活指導や勉強方法などを教えを乞う

⑥子どもが学校で習ったことを家で話をさせる。

理由3;勉強する意味が分からない

対処法
⑦勉強のメリットを理解させる。

理由4;勉強できる環境が整っていない。勉強を教えてくれる人がいない


対処法
⑧勉強に必要なものをそろえ、環境を整える。

⑨塾、家庭教師、通信教育などを利用する。

理由5;テスト勉強が嫌。やってもできない

対処法
⑩勉強のやり方を教える。

⑪勉強内容や時間を具体的に伝えてやらせる。

⑫子どもの現在の実力、学力を把握する。必要なところまでさかのぼってできるところから学習を始める。

子どもが勉強しない理由が思い当たれば、できる方法をいっしょに考えてあげるきっかけになりますよね。

子どもが安心して勉強できる環境づくりをしっかりしましょう。

お子さんが勉強する子になるまで、

お子さんに合う方法が見つかるまで、

親があきらめないのが大事だと思います。

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この記事を書いた人

・大学生、社会人の二人の子を持つ母。子供たちは東大、旧帝大へ現役合格。
・家庭教師、通信高校サポート校の個人指導の経験あり。
・小学生中学生向け通信教育紹介や家庭学習法について発信しています。

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