理解力が低い子供が気になったら認知特性別に理解力を上げる対策を!

発達障害・グレーゾーン
この記事は約11分で読めます。

小学校低学年の子の保護者「授業や大人の話の理解力が低い子供について悩んでいる。理解力が年齢相応なのかどうか知りたい。理解力が低い原因や改善方法を知りたい。」

この記事では、↑こんな疑問に答えます。

この記事の内容
・ 子どもの理解力が低いと感じたらまず子どもをよく観察
・ 子どもの認知特性タイプ別理解力を上げる対策
・ 理解力が特に遅い子供?発達障害や学習障害がある場合

わたしには娘が二人いますが、長女については、一人目で初めての育児だったせいもあってか、幼いころはなかなか話が通じなくて悩んだ経験があります。

小学校2年くらいまで、長女は理解力が遅く、勉強が苦手なんだろうなと思っていました。

今になって思うのは、当時子どものタイプに合う情報の伝え方ができていなかったんだなということです。

なので、今回は、子どもをよく観察した上で、子どものタイプに合う情報の伝え方をする対策をわかりやすく解説しようと思います。

対策については、お子さんのタイプ別にすぐに実行できることをご紹介しているので、お子さんの理解力の改善にむけてすぐに1つでも家庭で行動できるはずです。

なお、発達障害の可能性や対処法についても書いています。

理解力が低いお子さんへの親としての接し方、発達障害の有無について悩んでいる方はぜひお読みください。

親が子どもをよく観察して子供に合う発信方法をすることで理解力がアップすることを知っていただければ幸いです。

スポンサーリンク

子どもの理解力が低いと感じたらまず子どもをよく観察

子どもの理解力が低いと感じる時の事例
・親やほかの大人の話が理解できない。子どもへの指示が通らない。
・本やテレビ番組などに集中力がない、内容を理解していない。
・子どもの学力、読解力が低い。授業の内容を理解していない。

↑こういうことに気づくと、子供の理解力が低いと感じることがあると思います。

第1子だと、親が「もう小学生なのだからこれくらいわかるだろう。できるだろう。」と期待しすぎていることはありがちなので、心に留めておいてください。子どもは案外ゆっくり育ちます。理解力にも凸凹があるのが普通です。

親の期待に対して子どもの理解力が低いと感じたら、まずは子どもをよく観察して丁寧な接し方を心がけましょう

子どもが理解できることと理解できないことをよくみきわめ、どうしたら必要なことが理解できるのか、あきらめないで工夫することです。

小学校低学年のお子さんの勉強方法についてはこちらの記事でも書いてますので参考にしてください。↓

小学1年通知表あゆみ評価が悪い!小1学習内容と成績表をよくする勉強方法
東大に行った長女の公立小学校時代、小1の通知表を久しぶりに見てみましたが、案外良くなかったです(苦笑)。 小学1年生はじめての通知表をドキドキしながら親子で見るご家庭も多いと思います。 期待よりよければうれしいですが、期待外れのご家庭も多かったかもしれませんね。 通知表に納得がいかないときは、どんどん担任の先生に評価の理由や成績のあげ方を質問するのがお勧めですよ。 子供二人の小学校時代の通知表を見比べてみるといろいろ学年ごとに課題があることがわかってきました。 学習進度に合わせてすこし予習するのが成績アップのポイントですよ。
小2でテスト点数や通知表がよくない?小学2年生の学習内容と勉強方法!
小1小2でテストの点数が100点とって当たり前とかよく見聞きするのですが、わたしは当たり前じゃないと思っています。 子どもによっては低学年の頃はふわふわっと学校に通っていたりしますので、あまり点数や成績で悩まなくていいかなと。 公立トップ校の高校生と東大生の娘がおりますが、二人とも小2で100点連発だったかというとそうでもありません。特に東大生の長女の方は、100点をわりと安定してとれるようになったのは小3か小4以降だったと記憶しています。 ただ、家庭学習でやることはやっておかないと、中学年、高学年の学習に響いてきますので、小2でどういうところにポイントをおいて勉強すればいいのかをご紹介したいと思います。
小学生の勉強内容とやり方!小学一年生~六年生に親が関わる勉強方法
東大に行った娘がいますが、小学生の初めは勉強させるのにとても苦労しました。 小学生を勉強好きにさせることは難しいのでしょうか? 小学生って家で何を勉強させたらいいのか、案外わからないものですよね。 学校で何を学んでいるかを親が把握することで、その目標に近づくスピードはぐっと増すというのはあるみたいですよ。 最初はふわふわと小学校に通っていた娘が、だんだん自分の口で授業で習ったことをしゃべれるようになるとテストなどでもしっかり点が取れるようになった経験があります。 親が関わって家庭学習をすすめることは中学で上位層に食い込む大事な足掛かりになります。

子どもの健康状態をよく知ること~視覚や聴覚など

わたしの親としての経験からですが、子どもの観察のポイントとして、まず最初に子どもの健康状態をよく知ることが大事だと思います。

視覚や聴覚など五感に問題がないか、そのほかの病気や障害がないかということです。

お子さんが目で見たらわかるのに耳で聞いたらわからないとか、もしくはその逆に目で見たことは理解しづらいのに耳で聞いたらわかるとか、全体にぼんやりしていて注意力や集中力がないとか日ごろの観察が必要です。

検診や健康診断やちょっとした病気で病院にかかる時などに気づいたことを医師や保健師に質問相談しておくといいですし、何回ももしくは長期間気になる点があるなら早めに小児科に相談しましょう。

乳幼児から小学校低学年くらいまでの小さな子どもは、自分で困り感を伝えるのがまだ不得手なので、案外子どもが困っていることに気づくのが遅れたりします。視力聴力のよしあし、病気や障害の有無は早めに気づいてあげたいですね。

医療的な改善でお子さんの理解力が自然にアップする可能性があるということです。

子どもの理解力が年齢相応かどうか

小学校の生活や学習内容で、その学年の子どもに求められていることすべてができることが、本当にその年齢相応の発達といえるのかどうかはなんともいえません。

学校生活の中の得手不得手は、

お子さんの理解力の凸凹や得意不得意を知る大きなヒントにはなりますので、

少しでも得意なことをのばし、不得意なことを減らす努力をすることで、

お子さんの成長にはつながるでしょう。

ただ、親の目線で、同年代のほかのお子さんと比べて優劣を判断するのも客観的ではないですし、比較して焦る必要はないと思います。

学校や習い事の先生などから、

「お子さんのこういう点にちょっと困っています」

「こういう点を気を付けてあげてください」

などのお願いやアドバイスがある場合は、参考にするのがいいですね。

でもそういう耳が痛いことをきかされるのも子育てでは普通のことなので、気にしすぎない方がいいとは思います。

年齢相応の理解力があるかどうかというよりも、お子さん自身がこまらないように親が情報を伝える接し方ができているかどうかにより興味を持つことをおすすめしたいです。

子供のタイプ別理解力~認知特性の特徴

子どもには理解力という点でいくつかタイプがあるので、知っておくと参考になると思います。

もう少し広い言葉を使うと、認知特性というほうがいいかもしれません。

以下の記事についてはこちらの本を参考にしています。↓

この、本田 真美. 医師のつくった「頭のよさ」テスト~認知特性から見た6つのパターン~ (光文社新書) によれば、

認知特性とは、「外界からの情報を頭の中で理解したり、整理したり、記憶したり、表現したりする方法」のことです。

なお、この本によれば認知特性のタイプは大きく分けて3つで、細かくは以下の6タイプがあるということです。

A  視覚優位者  
①写真のように二次元で思考するタイプ  
②空間や時間軸を使って三次元で考えるタイプ  
B  言語優位者  
③文字や文章を映像化してから思考するタイプ  
④文字や文章を図式化してから思考するタイプ  
C  聴覚優位者  
⑤文字や文章を、耳から入れる音として情報処理するタイプ
⑥音色や音階といった、音楽的イメージを脳に入力するタイプ

うちの長女は、絵本を読んでやっても、ちっとも絵を見ないで文字を目で追う子だったので、絵を楽しんでくれないことにわたしは慌てたというか、イラついたこともあったのです。

今思うと、④文字や文章を図式化してから思考するタイプ の子であったのかなと思うのです。

帰宅した後のルーティン日課表を文字で書いたものや、トイレ掃除の仕方を順番に文字で書いたものなどは、保育園や小学校低学年の頃でも長女は理解が早く実行もしやすかったです。

なんとなく耳で聞くよりは目から入る情報に強い子だとは思っていたのですが、人の顔を覚えたり絵をかいたりはあまり得意ではなく、視覚優位というのでもないなとは思っていました。

言語優位者というのはまさに長女にぴったりですし、私自身もこのタイプかなと思います。

詳しくは(面白い本なので)ぜひこの本を読んでほしいですが、まずは、ざっと、お子さんが何が得意なのかを思い浮かべてみるといいと思います。

・「 見た情報」を処理するのが得意( 視覚優位者)
・「 読んだ言葉」を処理するのが得意( 言語優位者)
・「 聞いた情報」を処理するのが得意( 聴覚優位者)

お子さんのタイプを考えて、お子さんに理解しやすい情報の伝え方を工夫してみるというのは行動の良いヒントになるかなと思います。

スポンサーリンク

子どもの認知特性タイプ別理解力を上げる対策

子どものタイプ別理解力アップ対策としては、例えば以下のようなものの伝え方、子供の指導法が考えられると思います。

視覚優位者:「 見た情報」を処理するのが得意

A  視覚優位者

「 見た情報」を処理するのが得意なので、絵や映像、図などで説明したり、今まで見たものを思い出させながら話をするなどは伝え方の工夫としてよいと思います。インターネット情報や図鑑などをうまく使うのもいいですね。

大人用の新聞でも4コマ漫画や間違い探しクイズなどから新聞に興味を持たせるなどよいかもしれません。写真を撮ったり、絵を描かせるなどはいろんな場面で力を伸ばせそうです。

目から入る情報に影響を受けやすいので、勉強するときは周囲のものを減らしたり必要なものだけ机に置くなどがよいかもしれません。

言語優位者:「 読んだ言葉」を処理するのが得意

B  言語優位者


「 読んだ言葉」を処理するのが得意なので、本や書面など文字で書いたものをなるべく使って、子どもに指示を伝えたり、説明したりはよいと思います。

本をどんどん読ませてあげたいですね。低学年だと小学生用の国語辞典を引かせたりして語彙力を高めてあげるのもいいですね。

大人用の新聞でも簡単なクロスワードパズルやテレビ欄などから興味を持たせるとよさそうです。

うちの子の経験ですが、文字があると読んでしまうタイプなので、

たとえば、問題の欄外にいろいろ絵や文字が書いてあったりすると気が散るかもしれません。

低学年のころ、計算プリントも別の紙をかぶせて小さく四角い穴をあけ、

一度に一つだけ式が目に入るようにしたりした覚えがあります。

聴覚優位者:「 聞いた情報」を処理するのが得意

C  聴覚優位者


「 聞いた情報」を処理するのが得意なので、歌を覚えたり、耳で聞いた指示も通りやすい子だと思います。丁寧にお話をしたり、聞いてあげるとよいですね。

都道府県名を学習音声CDを使う、英語の聴覚教材を使うなども学習効果がありそうです。音楽の才能を伸ばしてあげるのもよさそうです。

子どもの感覚を鍛えるのはとても簡単

また、先に挙げた本の中で、本田 真美先生は、とてもよいヒントをくださっています。感覚を鍛えるのはとても簡単だというのです。

「いろいろなモノ を見て、聴いて、触って、においをかぎ、運動をする…… と、からだをフル に使って外の世界を体験させ、親子でその感覚を共有すればよいだけ」

これを読んで、うちの子たちに保育園から中学高校までピアノや合唱を習わせたのはよかったとおもいました。

目で見て、耳で聞いて、実際に手や足を動かして表現することを、体中を使って経験できる習い事だったなと思うのです。

音楽に限りませんが、習い事には子供の感覚をしっかり育てる効果も大きいんですね。

ということで、子どもと普段の生活や、習い事、レジャーなどを通じて、子供の感覚を刺激し育ててあげることで、子供の得意なことも苦手なこともよい方に伸ばしてあげられるといえると思います。

理解力が特に遅い子供?発達障害や学習障害がある場合

子どもの理解力をみていて、発達が遅いというか、

どうしても子ども自身や親の困り感が強く、

家庭だけではなかなか解決できないと考える場合には、

発達障害や学習障害の可能性もあるかもしれません。

必要に応じて専門家の助けを得ること

基本は、子供に合う方法を親が一緒に探していくスタンスは発達障害のない子と同じだと思います。

診断の有無にかかわらず、どの子も発達の偏りはなにかしらあるものです。

ただ、療育や投薬などで改善する可能性がある場合に診断があるというのが目安なのかなと思います。

気になったら、スクールカウンセラーや児童相談所、小児科などの専門家に相談されるのがいいですね。

まとめ:子供の認知特性を理解して感性を鍛えよう

子どもの理解力が低いと感じたら、子どもをよく観察して丁寧な接し方を心がけることが大事です。認知特性を理解すると育児の役に立ちます。
子どもが理解できることと理解できないことをよくみきわめ、どうしたら必要なことが理解できるのか、あきらめないで工夫するようにしましょう。
五感を刺激して子供にいろいろな経験をさせることで感性は育ちます。

視覚、言語、聴覚のどの認知特性にも対応するオンライン通信教育すららはお子さんの学習の困り感を助ける可能性があります。


すららについてはこちらで詳しく書いていますので参考にしてください。↓

発達障害にタブレット学習!すららスマイルゼミ天神小学生中学生に向くのは?
発達障害やグレーゾーンの小学生の保護者「うちの子に合う家庭学習方法・勉強方法は何があるのか。タブレットやパソコンを使ったオンライン学習教材でよいものがあれば知りたい。」 この記事では、↑こんな疑問に答えます。 この記事の内容 ・発達障害小学生のオンライン家庭学習教材で人気があるのは3社! ・無学年制教材とすららコーチが発達障害傾向の学習を助けるすらら ・学年ごとに教材を購入するユニークな天神 ・字の練習で評判の良いのがスマイルゼミ 発達障害、グレーゾーンの傾向のある小学生のお子さんがいて、勉強の遅れで悩んでおられるご家庭もあると思います。 わたし自身がADHDとアスペルガーの発達障害当事者なのですが、子供のころを振り返ると、教材の好き嫌いがすごくあったことを思いだします。 欄外にこまごまと情報が書かれていて、付録の多い、使いこなすのが複雑な通信教材はすぐやめましたし(わたしもですが、うちの子もそうでしたね)、ごちゃごちゃした絵や図が一度にいろいろ目に飛び込んでくる教材もダメでした。 なので、発達障害、グレーゾーンの傾向のある小学生のお子さんには、 教材レイアウトも使うシステムもシンプルな教材をおすすめしたいと思います。 最近人気の3社を比較してみましたので、きっとお子さんに合う通信教材が見つかると思います。 発達障害のお子さんに向く教材は、実はごく普通のもの。 ただ、より、丁寧に作ってあることが、発達障害やグレーゾーンのお子さんの学びを助けるということです。 なので、発達障害の診断がつくつかないにかかわらず、子供さんが勉強するときに丁寧な作りでしっかりしたサポートのある通信教育を選びたいという親御さんには、参考にしていただける内容になっています。
オンライン通信教育すらら小学生体験談!中学受験しない子の勉強法に◎
中学受験しない小学生の親 「中学受験しない子の家庭学習方法や勉強法を知りたい。 小学生向けオンライン通信教育教材とかもアリ? 高校受験、大学受験の難関校を目指すのは可能?」 この記事では、↑こんな疑問に答えます。 この記事の内容 ・中学受験しない小学生がオンライン通信教育すららを1年利用した体験談 ・中学受験しない子の勉強法にすららの家庭学習をおすすめする理由 わたしの二人の娘は中学受験をしていません。二人とも公立小学校、公立中学から、地元の公立トップといわれる高校にすすみました。長女は東京大学文系にすすみ、次女は高校に在学中です。 娘たちは小学校時代塾なし、通信教育なしでした。 塾なしで後悔はありませんが、とにかくママ塾の我流で家庭学習させるのは市販教材の○付けや勉強を教えるのに手がかかり、時間がかかり、ムラも多かったです。 当時やっていた方法や使っていた教材よりも、最近はよい通信教育が出ていると知りました。 特に興味を持ったのは先取りもさかのぼりもできる無学年制のインターネット通信教育すららというもの。 何より親の手がかからず、無駄なく質の高い先取りやさかのぼり学習ができるところ、学習習慣がつきやすいのが魅力です。 中学受験しない子の家庭学習に向くと思いました。 実際に小学生で使っている方のお話をきいてみたいなと思っていたところ、すららを利用して1年ほどになるお子様のお父様【のびさん】にメールでインタビューすることができました。 のびさんのお子さん【つぐくん】は中学受験をする予定がない公立小学校の小学生で、将来はハーバードに行きたいという目標があります。 以下のびさん親子のすらら体験談をご紹介しますので、中学受験せずに難関校を目指す小学生時代の過ごし方として、すららを使って子供の力を伸ばせることをぜひ実感していただきたいと思います。
タブレット学習すらら評判は?忙しい親子におすすめの通信教育はコレ!
タブレット学習で有名で人気なのは、進研ゼミ、スマイルゼミ、スタディサプリなどかなと思います。わたしのおすすめは「すらら」です。子どもの家庭学習でいちばん悩むポイントは、今の時代、子どもも親もとても忙しい、時間がないということなんだ...
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました