小2でテスト点数や通知表がよくない?小学2年生の学習内容と勉強方法!

小学校低学年の保護者
「 小1小2でテストの点数が100点とって当たり前 ときくが、うちの子はそんなによくない。
本人がその気になれば勉強すると思うが、やる気が出るのを待っていて大丈夫か。」

小1小2でテストの点数が100点とって当たり前とかよく見聞きするのですが、わたしは当たり前じゃないと思っています。

子どもによっては低学年の頃はふわふわっと学校に通っていたりしますので、あまり点数や成績で悩まなくていいかなと。

うちの子供たちも小2で100点連発だったかというとそうでもありません。

ただ、家庭学習でやることはやっておかないと、中学年、高学年の学習に響いてきますので、小2でどういうところにポイントをおいて勉強すればいいのかをご紹介したいと思います。

この記事を書いている人

カチママ

・高校生、大学生の二人の子を持つ母。子供たちは公立進学高校、東京大学に在学中。
・家庭教師、通信高校サポート校の個人指導の経験あり。
・小学生中学生向け通信教育紹介や家庭学習法についてのブログ歴5年。

よろしくお願いします。
目次

小2テスト点数100点取れなくて大丈夫?通知表もイマイチ…

小1小2は100点連発が当たり前ではないと上で書きました。

低学年の子に100点を取れることに喜びを感じさせることは案外難しいんです。

テストの予告をできるだけしてもらうのがおすすめ

勉強ができる子がお友達や周囲から一目置かれるようになるのは小4とか高学年になってからなんですよね。

カチママ

100点取ったところでそんなにめずらしくもないんです。

で、100点取れなくてもめずらしくない。

親が友達と成績を比べたり、点数で一喜一憂するのもあまり望ましくないです。

どうすればいいかというと、自分の中で、頑張った結果できるようになった達成感を持てるようになるのがよいと思います。

おすすめは、先生に前日でもいいのでテストの予告をできるだけしてもらうこと

学年初めの懇談会や家庭訪問などでお願いしておくといいです。

先生がテストあるよ、といってくれたら、教科書を眺めたり、すこしワークやプリントをするなど形だけでも親子でテスト勉強することです。

カチママ

これは中学に向けてのテスト勉強の練習を始めたと思うのが良いでしょう。

テストでここがでるかな、こうやればできるよね、と確認しておいて、実際にテストでできたときにやったという実感を持ちます。

テストの結果にもそれがでていることを確認できれば成長につながるし、良い点を取ることに欲も出てくるのです。

通知表は子どもの中の得意不得意を見極めるのに使う

点の甘い辛いが小学校の先生によっても違うので、見方としては通知表の評価はあまり神経質に受け止める必要はないと思います。

ただ、その子供の中で得意不得意を見分けたり、習得の不十分なところをみてその後の親のフォローに生かすのがお勧めです。

うちの二人の子供の小2の時の通知表を見比べると、長女は小2で小1の時よりはすこし勉強がわかりだして二重丸が増えた感じでした。

次女はほぼ二重丸をとる勢いで長女よりもかなりよい成績をとっていましたね。

カチママ

上の子のすることをよくみている下の子は特に低学年までは得をするのかなと感じています。

上の子は軌道に乗るのに時間がかかった印象。

二人とも小3以降はあまり変わらない成績をとれていますので、ほんとうに通知表の評価は参考程度に見ておくのがいいです。

小2の学習内容と勉強方法!生活の中で親子で学習

小2学習内容

小学校2年生の学習内容はおおよそ以下の流れです。

小 2 学習 内容

小2 1学期 国語 教科書により異なる。漢字一文字から2文字の練習。
小2 2学期 国語 2年生で習う漢字は160字。
小2 3学期 国語

小2 1学期 算数 時計 長さ かさ 筆算
小2 2学期 算数 かけ算 九九の暗唱
小2 3学期 算数 10000までの数 分数

小学校1年生に比べて、ぐんと難しくなって量も増えていると感じます。

小2勉強方法

かけ算の九九については、小1の終わりくらいから、子供部屋、リビング、お風呂場やトイレなどの壁にかけ算の九九の表を貼っておくのがお勧めです。

習い事の送迎や週末の親子ドライブの車の中などで、子供に九九を暗唱させたり、九九のCDを流したりするのもよいですね。

時計の見方はよく見るところに読み取りやすいアナログ時計を置いておいて、生活の中でしょっちゅう親子で時間の確認をするのがいいですよ。

長さを計ったり、水を計ったりするのは、生活の中のお手伝いでどんどん意識させていくのがいいですね。親子でお料理をすると、しぜんとかさの感覚をつかめます

筆算は教科書をしっかり理解したうえで、どんどん問題をやって身に着けていく必要があり、桁数も増えるので、小1で習った基本が抜けていないかよく見たうえでだんだん難しい問題にトライしていくのがいいですね。

お買い物のお手伝いやモノの値段を意識させるのもいいと思います。

漢字の練習は1年生で習ったことを確実にしたうえで、2年では量も増えるので、しっかり宿題のプリントやノートで漢字確実に覚えていくことが大事。字を丁寧に書く練習にもなります。

文章もしっかり読めることが大事なので、音読の宿題などはしっかりやらせて親も家事をしながらでもいいのでちゃんと聞いてあげましょう。

カチママ

また、本をいろいろ読ませるのも大事です。

算数も国語も演習量が必要になってくるので、宿題のほかに通信教育などの自宅学習もするとなおよいです。

小学2年生で算数のつまずきは親がしっかり付き合って

小学2年生のかけ算の九九はすぐに小3で習う割り算に響いてくるので、小2で本当に確実に身に着ける必要があります。

うちの娘たちの通った小学校では毎年小6の先輩が小2の子とペアになって、かけ算の九九をおぼえるまでつきあうという習慣がありました。

小2の子もお兄さんお姉さんに憧れて頑張るし、小6の子たちもよい復習になるということで、たいへんほほえましく思っていました。

カチママ

誰かに付き合ってもらうのって、暗記は助かりますよね。

ということで、家族ぐるみでしっかりつきあって、かけ算の九九は覚えさせるということと、かけ算だけでなく長さやかさの単位のことや時計の読み取り、筆算などやることが多い小2の勉強には親も意識的にしっかりかかわることをおすすめします。

小2でつまずきがないことが、小3の算数で割り算にも自信をもって臨めるようになると思います。

本当に小学校の学習は積み重ねなので、毎年習っていることを親が把握してできるまでつきあってあげることが、大事です。それが、確実に中学の勉強で生きてきます。

小2で勉強ができないことに気づいたら

小2くらいになると、中学受験を考えている周囲のご家庭などではおこさんを公文に行かせていることに気づいたりして、塾や学習教室などを利用していないことに焦りを感じることもあるかもしれません。

カチママ

でも、お金もかかりますし、送迎の心配もあるので、あまり慌てなくていいと思います。

勉強できないと気づいたら、どこからつまづいているのかを確認してできるところからおいかけて勉強しなおす必要があります。

親がつまづきポイントを見定めて無料プリントや市販ドリルを使うのもいいですが、

通信教育のすららだと自動的につまづいているポイントを洗い出してそこから勉強させてくれるのでとても便利です。

そういうものもうまくつかって、つまづきに早く気づいてあげること。

カチママ

小3までに遅れを取り戻すのも小2ならまだ時間もありますので、良いタイミングと思います。

また、すららは無理なく先取り学習もできるので、得意科目をより伸ばすのにも向いていますよ。

すららについてはこちらの記事で詳しく書いています。↓

勉強が苦手な子ども向け小学生中学生通信教育ランキング!すららがおすすめ!

通信教育すららは最短ルートで苦手を克服!難易度調整で勉強苦手な子の学力アップ!

中間反抗期?対応は親が余裕をもって受け止める

反抗期には、2・3歳の第一反抗期と、小学校高学年から中学生くらいの第二反抗期のほかに、小学校低学年、中学年くらいの中間反抗期というのもあるといわれています。

そういう反抗期があると知っておくだけでもちょっとほっとするかもしれません。

小2のお子さんの反抗期に悩んでいるご家庭も多いのかもしれませんね。

勉強してもらおうにも反抗されて困っているということもありそうです。

カチママ

いちいちお子さんの言動に反応せず、まずは受け止めてあげて、お子さんの顔をつぶすようなしかり方をしないことをおすすめします

お子さんが落ち着いたら、たんたんとお子さんのやりやすい方法を提案するとか、お子さんの得になるように話をもっていくと素直になりやすいのではないかとわたしは思います。

反抗期のお子さんって自分だけ損しているように思っている子が多いように思うので、どうしたら損にならないかを一緒に考えてあげるのもいいですね。

自分に自信がなくて荒れることも多いと思うので、日頃からあまり期待し過ぎず、当たり前のことでもできたことは感謝しほめてあげるのも大事だと思います。

まとめ:親が学習内容に関心をもって付き合うこと

小1と小2では学校でならうこともぐんと変わってくるので、親は学習内容を把握して、子供がついていけているかをよく見てあげるのがお勧めです。

生活の中で、九九を覚えたり、ものを測ったりして算数の力をつけることをいつも意識しておくといいですね。

難しい年ごろに差し掛かっても、親が余裕をもってしっかり受け止めてお子さんを安心させてあげるのが大事です。

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この記事を書いた人

・大学生、社会人の二人の子を持つ母。子供たちは東大、旧帝大へ現役合格。
・家庭教師、通信高校サポート校の個人指導の経験あり。
・小学生中学生向け通信教育紹介や家庭学習法について発信しています。

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