小学生家庭学習の勉強時間と学年別目安!勉強時間帯は?朝学習と夜学習?

小学生の保護者「小学生の勉強時間について学年別の目安を知りたい。家庭学習の勉強時間帯は朝と夜どちらがいいのか?」

この記事では、↑こんな疑問に答えます。

この記事の内容
・データでわかる小学生家庭学習の勉強時間と学年別目安
・朝学習と夜学習!勉強時間帯による小学生への効果は?
・家庭学習習慣づける小学生の勉強スケジュール表を作成

わたしは、現在公立高校生と国立大学生の二人の娘の母親です。

娘たちは公立小学校から公立中学に進みました。

今となって思うのは、

小学校時代にもっとしっかり学習時間を確保して勉強を習慣づけていたら、受験でもう少し有利になったかも

ということです。

そこで、小学校のお子さんの実際の学習時間のデータや目安、学習時間帯による効果、学習習慣をつける方法などをご紹介したいと思います。

子どもに何時間、何をどう勉強させたらいいのか迷われている方はぜひお読みください。

短時間でも毎日学習習慣がつく教材についても知っていただければ幸いです。

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目次

データでわかる小学生家庭学習の勉強時間と学年別目安

小学生のうちの子は宿題しかしていないけど、

仲良しのお友達のおうちでは毎日1時間通信教材をやっているらしいし、

公文に行っているお友達もいるようだ…。

よそのお宅の学習事情や、平均的な勉強時間など気になりますよね。

データや勉強時間の目安など、以下、ご説明します。

小学生の家庭学習時間の学年別の目安

小学生の家庭学習時間の学年別の目安は、学年×10分又は、学年×15分などといわれます。

学年×15分で計算してみると以下のようになります。

小学1年生の勉強時間 15分
小学2年生の勉強時間 30分
小学3年生の勉強時間 45分
小学4年生の勉強時間 60分=1時間
小学5年生の勉強時間 75分=1時間15分
小学6年生の勉強時間 90分=1時間30分

この家庭学習時間に宿題を含めるかどうかはご家庭によっても考え方が異なると思いますが、

私の感覚では、宿題を入れて上記の時間でも目安としてはかまわないと思います。

ただ、実際、

宿題+なんらかの家庭学習教材をする場合は、もう少し余分に時間がかかることが多そうですね。

小学生勉強時間のデータでわかること

小学生の家庭学習平均時間の統計は、いろいろな取られ方をしているので、平均として比べるのが難しいですが、

たとえば、小学生白書Web版 2010年9月調査 学研教育総合研究所

によると、

小学生のほとんどが、
1日当たり、30分から2時間くらい勉強している

というデータがあります。

このデータでは、

小1から小4までの子の最も多い層が1日30分~1時間学習しており、

小5小6になると1日1~2時間勉強する子の方が増えます。

なので、データから見ても、

上記の学習時間の目安は平均の実態に近いといえそうです。

小1小2は、勉強に慣れておらず宿題をさせるだけでも時間がかかる子はいるので、

あまり時間だけ見て判断しなくてもいいのかもしれません。

あくまで参考程度に見るのがお勧めです。

小学生の勉強についてはこちらの記事でも書いています。↓

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※小学生が何時間勉強するのがベストなのかはわからない…

上記の勉強時間のデータや目安では、

本当に小学生の我が子にとって必要な学習時間や内容

というのはわからないものです。

なので、

日ごろのテストや通知表の成績

学校の授業を理解して楽しく参加できているか

などの授業参観の様子や個人懇談の先生のお話などを参考にして

お子さんの個性も考えながら

保護者が適切な学習時間や学習内容を判断するしかありません。

ただ、熱心なご家庭で特に第1子の場合、

宿題のほかに公文と進研ゼミをやるとか、

スマイルゼミと市販ドリルをやるとか、

ちょっとトゥーマッチというか、やることが多すぎるご家庭の例を最近見聞きしました。

こういうことでお子さんの態度が悪くなって親が悩むケースもありますので要注意です。

少ない時間でもいいので、毎日学習習慣がつくことを大切にすることをおすすめします。

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朝学習と夜学習!勉強時間帯による小学生への効果は?

小学生だけではなく、中学生、高校生、大学受験生のどの層に対しても、

朝学習の重要性

というのはしばしば話題になりますね。効果が高いといわれます。

朝学習の習慣がつくとよいことがたくさんありますが、

夜学習だけでも学習習慣はつきますので、

お子さんの個性や家庭の事情に合わせて取り入れていきましょう。

小学生が朝学習できるとよいことがいっぱい

小学生が朝学習できると、短時間でも学習習慣が身につきやすく、生活リズムも作りやすいですね。

15分から1時間くらいの軽いメニューがいいと思います。

朝だと知識をインプットする暗記物よりは、

算数の計算練習や、実力を試す漢字テストなどのアウトプットするもの

のほうが頭を活性化するのに良さそうですね。

子供だけでは継続しづらいので、前の晩に学習するものを用意しておいて、

朝ごはんを用意する傍らで、お子さんの学習を見守るのが大事です。

朝陽をしっかり浴びる軽い運動や散歩を加えるとさらに健康にもよいですね。

親子の大事な時間にもなります。

しっかり目覚めて朝ごはんもちゃんと食べられて、時間に余裕を持って行動する習慣がつきます。

朝しっかり目覚める習慣を作るには、前の晩が大事です。

  • 毎日早めの決まった時間に夕食をとる。
  • 寝る前の入浴はしっかり湯船につかる。
  • 寝る前30分はテレビ、スマホ、ゲームなどの刺激を避ける。

などに気を付けるのがよいです。

ただ、家庭の事情でどうしても夕食が遅くなったり、

体質的に朝が弱かったりすることもありますので、

家庭やお子さんの体質に合わせて朝学習は取り入れるといいと思います。

また、朝学習はあくまで短時間の学習になると思いますので、

下記の夜学習も併せて取り入れていきましょう。

夜学習が向く小学生も!子供に合う方法を選択

朝学習が定着して継続できるとすばらしいのですが、

どうしても夜型のお子さんもいますし、

夜型の方が生活リズムが作りやすいご家庭もあります。

朝学習がご家庭のストレスになるならやめた方がいいです。

家庭やお子さんの個性に合わせて、規則正しい生活習慣は作っていきましょう。

朝学習をする時間をとれなくても、時間に余裕をもって朝目覚めるのが大事なのは同じなので、

  • 寝る前の入浴はしっかり湯船につかる。
  • 寝る前30分はテレビ、スマホ、ゲームなどの刺激を避ける。

は気を付けてあげるようにしてください。

で、夜学習ですが、

放課後学校から帰って夕食までの夕方時間帯
夕食後寝るまでの夜時間帯があると思います。

できれば、宿題は夕食までの夕方時間帯に終わらせたいですが、

学童や習い事、クラブ活動、友達との遊び時間などが、夕方時間にある場合も多いと思います。

その場合は、夕食後寝るまでに、宿題をすませ、短時間でも家庭用の教材を勉強する習慣をつけるようにしましょう。

できれば、子供が勉強している間は親もテレビを消し、リビングで静かに勉強させてあげるのがいいと思います。

親御さんも毎日のお仕事大変だと思いますが、

お子さんの生活リズムを考えると、

どうしても子ども時間中心で家庭をまわしていく発想が

大切であることがわかりますよね。

家庭学習習慣づける小学生の勉強スケジュール表を作成

学習習慣をつけるために、まずは、学習ルーティンと、週間スケジュール表を作りましょう。

家庭の事情に合わせた学習ルーティーンとスケジュール表作り

最近のお子さんは習い事などでお忙しいと思いますので、

習い事のある日とない日、

もしくは曜日ごとにお子さんのざっとした学習ルーティンをまず作ってみましょう。

月曜から金曜は朝15分朝学習。計算練習など。
習い事のない日は夕食前に宿題を完了。
夕食後に家庭用教材1時間(または○ページ)。
習い事のある日は夕食後に宿題と家庭用教材30分(または○ページ)。

などと、学習する内容段取りとおおよその時間帯を書き出してみます。

次に週間スケジュール帳があるとよいですね。

おすすめは週刊バーティカルなどで、1週間のすることを見渡せるタイプ

何を何ページやる、などの計画や目標を書き込んでおくといいですね。

慣れるまでは親御さんが書いてあげるといいです。

大学ノートなどで手作りもいいですが、おすすめはスタディプランナーという人気ノートです。

1週間のすることの計画と、学習時間の記録を付けることができます。

計画と学習時間の記録を手帳につけるのはとてもやる気の継続に効果があり、大手の塾でも取り入れられている方法です。

ぜひ、やってみてください。

小学生の日課表についてはこちらの記事でも書いています。↓

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短時間でも家庭教材をやる時間をつくるならおすすめ通信教育

小学生の学習習慣のために取り入れたいのが、

毎日短時間でも学習を積み上げていける家庭教材

です。

いまは、親も子供もほんとうに忙しい毎日を送っていますので、

親がつきそって、市販教材など紙ベースの教材を毎日子供に勉強させるのは難しいご家庭が多いと思います。

子どもの苦手や学習のヌケモレをチェックして、必要な部分を取り上げて復習したり、得意なことを習ってないところまで先取りさせたりするのはご家庭では本当に難しいでしょう。

といって、宿題だけでは学習量が不十分だったり、お子さんの苦手克服まではできない内容だったりしますよね。

なので、おすすめなのは、

無学年制のインターネット通信教育すらら

です。

1つの学習ユニットを15分程度で短時間で学習できる。
学習のヌケモレを自動的に診断し、必要なドリルや小テストをカリキュラムに組んでくれる。
習ってないこともアニメの授業で先取りできる。
親が○付けや勉強の手伝いをしなくてよい。
子どもが毎日学習する楽しみの仕掛けがいろいろある。
プロの塾講師すららコーチと一緒に学習計画を立てられる。質問にも答えてくれる。

などのメリットがあります。

すららはこちらの公式サイトから無料体験できるので、ぜひ一度試してみて下さい。

すらら 公式サイト

すららについてはこちらの記事でも書いています。↓

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まとめ:小学生の家庭学習時間目安は学年×15分で計算

小学生の家庭学習時間目安は学年×15分で計算すれば、実際の平均的な学習時間ともそんなに変わらないと思われます。

学習時間帯には、朝学習を取り入れると効果的ですが、夜学習の場合も家族で協力して勉強させてあげればよい習慣がつきます。

おおよその学習ルーティンと学習スケジュールを作るのがお勧めです。毎日短時間の家庭学習をつみあげるならオンライン通信教育のすららがおすすめです。

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この記事を書いた人

・大学生、社会人の二人の子を持つ母。子供たちは東大、旧帝大へ現役合格。
・家庭教師、通信高校サポート校の個人指導の経験あり。
・小学生中学生向け通信教育紹介や家庭学習法について発信しています。

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