新学期早々、授業参観とセットで、懇談会と保護者役員決めを行う小中学校が多いのではないかと思います。
保護者懇談会につきものなのが、「お一人ずつ自己紹介とご家庭でのお子さんの様子を一言ずつお話しください」というちょっとした挨拶です。
ほんとにひとこといえばいいので、なんでもないことのようですが、大勢の前で話すので、懇談会が近づくと緊張したり、気後れしたりする人は、少なくありません。
懇談会の自己紹介で緊張してしまう保護者って私だけ?
学校の懇談会について、緊張して、いやだなと強く感じている方は、あがり症なのは自分だけだと思わずに、緊張していること自体で悩まないことをおすすめします。
子供の学校の懇談会に強く緊張し、ストレスを感じてしまう自分を「そういう人もけっこういるんだ」とまずは自分を否定せずに受け入れてしまいましょう。
懇談会は、ほかのお子さんの様子もわかるし、担任の先生から学校の様子の情報提供もあるので、プラスに感じれば参加するほうがもちろんよいと思いますが、
体調が悪くなるほど、あいさつなどがストレスでしたら、無理に参加することもありません。
お子さんのためにも、あまり無理をしないほうがよいでしょう。
ママ友がいなくてひとりぼっちに感じてしまって参加しづらい人もいるかもですが、わたしはあまりママ友がいなくても気にせず参加するタイプです。
ママ友がいない、ひとりぼっちである、ということが気にならない人もいると知っておいていただきたいです。
学校の懇談会一言あいさつ自己紹介例文
学校の懇談会に出席することでプラス面が多いと感じるのであれば、頑張って出席する値打ちはあるとわたしは思っています。
あいさつや自己紹介をうながされたら、簡単に済ませてしまうのがよいでしょう。
自己紹介といっても、自分のことを話す必要はあまりないと思います。お子さんのことに簡単に触れるだけでよいでしょう。
いうことばをあらかじめ用意して、そのとおりいうのでもよいでしょう。
懇談会での自己紹介、一言あいさつの例文としては、こんな感じはどうでしょう。
「ヤマダハナコの母です。子どもは学校が楽しいといっておりますので、先生には感謝しております。家ではよく学校の話をしてくれます。よろしくお願いします。」
「タナカタロウの母です。子どもは野球部に入る予定です。勉強が苦手ですが、中学ではがんばりたいといっております。忘れ物が多い子なので、家庭でも気を付けてやりたいと思っています。よろしくお願いします。」
「スズキユメコの母です。子どもは学校が楽しいといっていますが、まだ慣れていないので、毎日疲れ切って帰ってきます。これから勉強量も増えるので、家庭でも励ましてサポートしたいと思っております。よろしくお願いします。」
「サトウヒロシの母です。子どもはあまり家で学校の話をしてくれないので、今日の懇談会で、先生やほかの保護者の方のお話をきいて参考にさせていただきたいと思っています。よろしくお願いします。」
自己紹介で、長々と話す保護者の方もいますが、特に年度初めの役員決めを兼ねる保護者懇談会は出席者も多いので、できるだけ短い挨拶にしておくのが無難です。
1行で終わらせるイメージで、いうことを用意しておくと、安心ですね。
学校や授業が楽しいといっているなどの前向きな内容を伝えると担任の先生も喜ばれると思います。
懇談会に来ない親はどう思われる?欠席してもよい?
どうしても、懇談会が気が重くて参加できない場合、心身の健康にさしさわるような場合には、無理に参加する必要もないと思います。
懇談会は欠席してもよいのです。無理に参加して育児にストレスを感じたり、お子さんにつらくあたるようなことはないようにしましょう。
役員決めがある場合も委任状で、おまかせしてしまってかまわないのです。
懇談会に来ない親、出ない人はほかの保護者や先生からどう思われるか気にする方もいますが、普通他の人は、誰が欠席したかはあまり気にしません。
基本的には、周囲の人も気にしていないので、あまり気にしないで、出欠を決めてよいと思います。
仕事の都合で来れない人も少なくないので、なぜ欠席したかを知られることもありません。
クラスに迷惑をかけている子やいじめっ子などの問題児の保護者がいつも懇談会や授業参観を欠席していると陰口をいわれる可能性はなくはありませんが、陰口をいう人も問題があると思うので、あまり気にしないことです。
学校の様子は、お子さんから話をきいたり、担任の先生との個人懇談できいたり、学級のお便りなどでも十分知ることができるので、懇談会出席にこだわる必要はありません。
まとめ
懇談会の自己紹介、挨拶などで緊張してストレスを感じる人は少なくない。自分だけと思わず、気楽にするのがよい。どうしても心身の健康にさしさわるほどストレスを感じるなら懇談会を欠席するのもあり。学校の様子をしりたければ、懇談会以外にも、子供から話しをきいたり、個人懇談や家庭訪問で先生から話を聞いたり、学級のお便りなどでも十分知ることができます。