発達障害の小学生、中学生の保護者
「子供が勉強に集中できない。
勉強の途中でイライラして嫌がることも多い。
良い対策を知りたい」
この記事では、↑こんな疑問に答えます。
この記事の内容
・発達障害で勉強に集中できない子へのかかわり方のヒント
・発達障害の勉強でイライラする対策は静かな環境づくりから
・発達障害で勉強を嫌がる子にオリジナルカリキュラムの教材
わたしは、現在公立高校生と国立大学生の二人の娘の母親です。
わたし自身がADHDとアスペルガーの診断済み発達障害当事者で、娘二人は私に似たところもありますが、未診断です…。
発達障害の有無にかかわらず、子どもが勉強に集中できない時ってありますよね。
発達に凸凹があるタイプならなおさら得意な教科をもって自信をもってもらいたい、すこしでも勉強を好きになって楽しく学校に行ってほしいだけなのに…
親の思いは空回りしがちです。わたしもそうでした。
子どものことをよく見て、子どもの個性に合う勉強方法を一緒に探してあげる
そういう辛抱強さが必要なんですよね。
最近読んだ発達障害の本の中から、自閉症スペクトラムやADHD、LDなどの
集中するのが難しいお子さんに対するかかわり方、環境の作り方のヒント
をいろいろピックアップしてみたので、ご紹介したいと思います。
最後に発達障害のお子さんに向く教材もご紹介していますので、お楽しみに!
発達障害で勉強に集中できない子へのかかわり方のヒント
「イラスト図解 発達障害の子どもの心と行動がわかる本」田中康雄著 という本
を最近読んでとても参考になりました。
本の中から、発達障害のそれぞれのタイプのお子さんへのかかわり方で、
勉強の集中に関係のありそうなヒントをいくつかピックアップ
してみたので、以下ご紹介します。
※イラスト図解 発達障害の子どもの心と行動がわかる本 田中康雄 より
自閉症スペクトラム、ADHD、LDとそれぞれのページから引っ張ってきたので、
一応分けて書きましたが、
どの内容も発達障害のお子さんには当てはまるものが多い
のかなと思いました。
落ち着ける環境を用意、というところでは、
刺激のない静かなスペースを用意して、
できればひとつの場所は一つの目的で使用する
などをすすめてありました。
勉強するところと食事をするところを分ける、とかですね。
活動の区切りを明確にのところでは、
勉強時間を設定して目に見えて残り時間がわかるタイマー
などもいいかもと思います。
また、楽しく取り組める工夫をのところでは、
たとえば算数の問題に好きな電車を登場させる
などの例が書いてありました。
虫の好きな子には虫の数を算数の問題にしちゃうとかもいいですね。
あと、発達障害のお子さんは、
元気な子も多いですが、疲れやすい子も多いです。
3分勉強したら5分休憩するとか、
最初はそれくらいゆとりをもって時間設定してあげるといいと思います。
以下参考記事を書いています。↓
発達障害の勉強でイライラする対策は静かな環境づくりから
発達障害の勉強でお子さんがイライラするのを防ぐ対策は、
ますは静かな環境づくりからですよね。
以下は私のアイデアですが、
刺激の少ない片付いたスペース
歩き回れるゆとりのあるスペース
視界を区切る間仕切りを使う
親がさりげなく見守れる時間を作る
などが大事なのかなと思います。
刺激の少ない片付いたスペース作りは、自身がADHDであるわたしにはとても難しいんですけど、いちおう娘たちに心がけてはいます。
なるべく部屋のもの壁のものを減らして色味を少なく…とはしています。
歩き回れるゆとりのあるスペースは、
特に多動の傾向のあるお子さんには大事
だと思います。
ゆとりのある和室やリビングでローテーブルを置いて休憩時は歩いたり、
寝転んだりしてもいいようにしてあげるのもいいし、
いっそリビングにスタンディングデスクを置いて立って勉強させる
というのもありかもしれません。
視界を区切る間仕切りを使う点では、
どうしてもスペースの関係で食事をするテーブルで勉強するなら、
机上で使える目隠しのパーテーションを使うのもいいですね。
大きめのクリップボードをおいて、そのうえで勉強させるとかで、
勉強スペースのけじめにするのもいいかもと思います。
親がさりげなく見守れる時間を作るというところでは、
やっぱり発達障害のお子さんはゆっくり育つ子が多いので、
実年齢よりはすこし2-3歳小さな子を見守るようなつもりで、
ほっておかない、でも構いすぎないという距離感を
うまくつくれるといいなと思います。
なお、リビング学習についてはこちらの記事でも書いています。↓
発達障害で勉強を嫌がる子にオリジナルカリキュラムの教材
発達障害の子供さんの個性や好みは本当に様々で、
同じ教材でも出会い方や時期によって受け取り方が違ってくると思いますから、
この教材が確実に合う、というおすすめのものは正直ないです。当たり前ですが。
ただ、発達障害の専門家が関わって開発されたオンラインの通信教材があり、
評判も良いので、ぜひ一度資料請求と無料体験は試してみていただきたいと思います。
インターネット学習教材!すららすららは無学年制で、お子さんの習得内容のヌケモレをチェックし、必要な学習カリキュラムを組んでくれるシステムになっています。
苦手な部分に早く気づくこともできますよ。
自分のレベルに合う教材が自動的に出てきて学べるので、
お子さんの自信を積み上げていける教材だと思います。
アニメ授業やドリルは、間違った答えでも励ましてくれるような姿勢のある教材です。
すららについてはこちらの記事でも詳しく書いています。↓
まとめ:子供に合う教材探しは成功体験を増やすものを!
ほめられて励まされて頑張れるのは大人も子供も同じだと思います。
ゆったりとした環境を整えて、あせらず、お子さんの勉強を見守りましょう。
いまは良い仕組みの通信教材がありますので、ぜひお試しください。