勉強しない小学生中学生の保護者「勉強にやる気の出ない軽度adhdの子供はどうすれば集中できるのか?注意欠陥障害でじっとできない時やぼんやりしていることが多く家庭学習対策や教材を知りたい」
この記事では、↑こんな疑問に答えます。
この記事の内容
・勉強でやる気が出る家庭でのadhd学習対策とグッズ9選
・adhd発達障害の子に向く集中力が持続できる通信教材
わたしはadhdとアスペルガーASDの診断済み発達障害当事者です。
娘二人は未診断ですが、私に似たところがいっぱいあるので、グレーゾーンと思ってわたしなりに気を付けて勉強しながら育ててきました。
adhdASDは、当事者本人にとっても家族にとっても困り感がいろいろあると思うのですが、
中でもつらいのが、やる気が出ないということです。
やる気なんて実際存在しないので、とにかく勉強や仕事に手を付けてしまって作業興奮でやっていくしかないんですけど、
その最初の手を付けるところがとにかくつらいということがあったりします。
ただ、ちょっとしたきっかけで、案外あっさり手をつけられることもあるので、そういうヒントになりそうな対策を9つご提案したいと思います。
私や子供が実際に経験したことも含んでいるので、参考になることがあればうれしいです。
また、最後に発達障害のお子さんに向く教材もご紹介しています。
adhdASD勉強でやる気が出る家庭での学習対策・グッズ9選
自分が発達障害だと知らなかった子供のころ思っていたことを思い出します。
「周囲の子供たちはこんなに楽そうに生きているのに、わたしはなんでふつうのことをするのがこんなに大変なんだろう。みんなほんとうはつらいのに明るくしているのかなあ、えらいなあ。わたしは悲しくなってしまってだめだなあ」
子どもは本人なりに悩んだり努力したりしているんですよね。
幸い、いまはいろいろ知恵や工夫をネットや書籍で読むこともできますし、早めに気づいてあげることも増えてきたと思います。
以下、ADHDasd向けの学習対策やグッズのオススメを紹介します。
ADHDasd向け家庭での学習対策・グッズ9選
①バランスボールにすわって動きながら勉強
②イヤーマフ・ヘッドホン・イヤホンで聴覚刺激をコントロール
③重いひざ掛け、毛布で落ち着くことも
④スケジュールノートでやることの見通しTODOを確認
⑤可視化できるタイマーで負担感を減らす
⑥スマホリマインダーでやることを思いだす
⑦ポモドーロタイマーで集中と疲れを調整
⑧ガムをかむ/飴をなめるで集中できることも
⑨お気に入りのシャーペンとシャー芯を探す
以下、解説します。
①バランスボールにすわって動きながら勉強
私も覚えがありますし、うちの子もそうなんですが、貧乏ゆすりしてしまいます。
adhdの子供は動きながら勉強することが多いといいます。
我が家では貧乏ゆすりはしからない方針で、治りませんでしたが、勉強はできるようになりました。
バランスボールに座って少し動きながら机に向かうと宿題や家庭学習がスムーズに行く子もいるそうです。
②イヤーマフ・ヘッドホン・イヤホンで聴覚刺激をコントロール
お好みもあると思うのですが、私の場合は、耳を覆う形のヘッドホンが落ち着きます。
無音よりは音楽や自然音があるのが好みで、勉強や仕事の時は自然音やジャズ、家事の時は洋楽やクラシックなどを耳に直接流し込んでいます。
無音のイヤーマフの方を好む人もいますよね。いろいろ試してみる価値があります。
気が進まない家事も、ヘッドホンで音楽を聴くとなんとか体を動かせます。
③重いひざ掛け、毛布で落ち着くことも
軽い羽毛布団よりも、昔ながらの重ための綿布団を好む人っていますよね。
最近はasdやadhdなどの発達障害のある人が、重いひざ掛け、毛布で落ち着くこともあるという話をききます。
療育専用の値の張るものもありますが、一般の人向けのお手頃価格のものもあるので、試してみるのもいいかもしれません。
大人用で子供に向かないタイプのものもありますので、ご使用の際はお子さんの年齢や体格に合わせて選んであげて下さい。
重くなくても、普通の毛布やタオルケットでくるまるだけでうちの子などは落ち着いたりします。
勉強するときも体に毛布を巻き付けていることよくありますよ。家にあるものでまず試すのもいいかもですね。
④スケジュールノートでやることの見通しTODOを確認
普通のノートメモ帳で、いいと思いますが、1冊スケジュールとTODO専用ノートにして、
毎日学校から帰ってから寝るまでにやることを書き出し(子供が面倒がったら親が書いてあげてもいいでしょう)やったら線を引いて消す、というのがシンプルでお勧めです。
TODOでやることを書き出してしまうと、その日やることの見通しが立ちますよね。
できれば時間も書き出して、簡単な時間割もつくると、寝るまでにやること、できることがみえるので、自然と時間の使い方がうまくなると思います。
ページは1日に1ページとか1見開きで使うのがいいですね。
左に時間割、右にTODOとか。
やり残したことは、次の日のページに書き写して引き続きやります。
大人になってもメモを使う習慣につながると思います。
⑤可視化できるタイマーで負担感を減らす
adhdの子供さん、気が短くないですか?わたしは気が短いです。嫌なことほど早く終わってほしい。
なので、勉強時間は最初は数分からでもいいので、
短い時間を区切って休み時間に自由に動けることを保証してあげるといいと思います。
残り時間を可視化できるタイマーで負担感が減る可能性があります。
⑥スマホリマインダーでやることを思いだす
スマホの是非はなんともいえないのですが、もうすでに持たせてしまっているならうまくつかいましょう。
アイフォンもアンドロイドも、スマホにはなんらかリマインダー機能があると思います。
毎日のルーティーン、毎週の忘れたくない用事や時間設定は登録してしまって、リマインドするようにしましょう。
⑦ポモドーロタイマーで集中と疲れを調整
もうひとつ、これもスマホなどのユーチューブを使うのもよいと思うのですが、ポモドーロタイマーで集中時間と休憩時間をしっかり区切る工夫があります。
25分集中し、5分休憩が基本ですが、お子さんの年齢や個性によっていろいろかえたらいいと思います。
タイマーを使って、たとえば10分集中5分休憩でもいいと思います。
⑧ガムをかむ/飴をなめるで集中できることも
うちの子はガムや飴で勉強の始まりの時に集中することがあります。
ひとによると思いますが。
⑨お気に入りのシャーペンとシャー芯を探す
これもうちの子の話ですが、気に入らないシャーペンやシャー芯のせいで、字を書こうとすると芯がボキボキ折れてしまうのがつづいてかんしゃくを起こしたことがあります。
それからはシャーペンやシャー芯を選ぶのに気を遣うようになりました。
最近は鉛筆に近いシャーペンも出ていますね。
鉛筆の方が向くお子さんもいるでしょうし、気に入った文房具を使わせてあげるのは案外大事だと思います。
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adhd発達障害の子に向く集中力が持続できる通信教材
人に教わらず、一人で自分のペースで勉強できる仕組みに加えて、内申点も気にかけながら学校授業に追いつくことができる教材があります。
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まとめ:子供本人は頑張っている!周囲の工夫とアドバイスが大切
いまはいろいろ情報もありますので、お子さんに合いそうなものをいろいろ試してあげるといいと思います。
思いがけないもので、学習がスムーズにいくことがあるかもしれません。親があきらめないで、お子さんをよく見てお子さんに合う方法を探し続けることが大事です。