アスペルガーなどの広汎性発達障害のお子さんは、勉強には困らないタイプもいますが、いっぽうで字が汚い、教えられるのが苦手、こだわりが強い、感覚が過敏などの特性のために、学力が付きにくかったり、学校の評価を実力以上に低くつけられるタイプのお子さんもいらっしゃると思います。
中学校に入るととたんに高校受験を意識した内申対策を学校から求められ、戸惑う親子さんも少なくないのではないでしょうか。
アスペルガーの高校受験対策親ができることについて考えてみました。
アスペルガーの高校受験対策親ができることは
まず、保護者の方が気を付けてあげてほしいのは、お子さんの学力をきちんと把握することです。
普段の授業態度や定期テストなどで、勉強の遅れがみられる場合は、早めにつまずきポイントに立ち返り、理解や知識のヌケモレをフォローする必要があります。
お子さんの特性をよく観察して、お子さんに合う学習方法や教材選びをしてあげるのが大切だと思います。
そして、しっかりと学力をつけてあげること、学習環境づくりが大切です。
また、お子さんが高校生活に前向きで健康的な憧れや期待を持てるように、お子さんに合う高校探しも早めに始められるのがいいと思います。
高校の学校説明会や高校入試の進学相談会などは、インターネット上でもよく情報が出ていますし、たいていの場合中3になるのを待たなくても中1、中2からでも参加できますので、お子さんを連れて、もしくは、保護者の方だけでも、いろんな高校の先生とお話になってみることをおすすめします。
わたしは中学生と高校生の子どもがいてふたりとも公立中ですが、わたしの経験では、中学校からの高校の情報は中3になってからの学校説明会の日程紹介くらいでしたので、ほんとに親が自分の足で高校の情報を集めないといけないなと感じました。
塾に入らなくても地元の塾は情報をもっていますので、機会があれば話をきいてみるのもいいと思います。
アスペルガー中学生勉強方法塾が苦手な場合
アスペルガーなどの発達障害のお子さんは、こだわりも強く、集団塾、個別塾ともに行きたがらないこともあると思います。
といって一般的な通信教育は学習の自立も難しいお子さんには向かないケースも多いのではないでしょうか。
そこで、おすすめなのは、すららというデジタル自宅学習教材です。
公式サイトはこちらです。
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教えられるというよりは、自分で学ぶというスタイルと双方向性のアニメによる授業が特長です。
色味や音も刺激が少なく、一度に一つのことだけ目に入ってくるため、集中が期待できます。
また、つまずきポイントを自動的にフォローするシステムになっていて、自分だけの個別学習塾のように使えます。
気にいったことについては繰り返しを好む場合も多いと思うので、毎日の学習習慣づけにも向いています。
※すららが5教科対応になりました!※
理科社会は小3から中3の範囲
英語は中1から高3の範囲です。
アスペルガー受け入れ高校不登校退学を防ぐには
アスペルガー、発達障害のお子さんを受け入れる高校も増えていると思います。
特に学力が入学基準を満たしていれば問題ない場合も多いでしょう。
ただ、高校入学後の不登校退学を防ぐには、身の丈以上に高い学力を求められる高校や、校則が厳しすぎる高校、逆に校則が緩すぎる高校なども避けたほうが無難でしょう。
校風と学力がお子さんに見合った高校を親が早めに探して、子どもさんを学校説明会や高校見学に連れていくのが大切だと思います。
発達障害のお子さんへの対応が手厚いい場合でも、学力的にランクが低すぎる場合は、学力の高いお子さんは気が進まないこともあると思います。
お子さん自身にもよく考えてもらって、自分の意志で志望高校を決められるように、親御さんが手伝ってあげる必要があります。
中学校、小学校時代に不登校を経験している、もしくは不登校の最中である場合もあると思います。
全日制の高校にハードルが高いと思われる場合は、通信制高校もあります。大学への推薦入学枠を豊富に持っている通信制高校もありますし、現時点、高校入学時点で勉強が遅れていても大学進学を希望することは十分可能です。全日制の高校にこだわらずに、いろんなパターンの高校受験を親子でいっしょに考えてみるといいと思います。
まとめ
アスペルガーの高校受験対策は、学力をしっかりつけることと、受け入れ高校をいろいろ探して実際に高校の先生の話を親がきいてみることです。
アスペルガーなどの発達障害の中学生のお子さんの学習には、すららのような自宅学習教材がおすすめです。