中学生の保護者「定期テスト中間期末で平均点以下から抜け出せない。」
中学生定期テストで、平均点以下からなかなか抜け出せなくて、苦しんでいるお子さんも多いと思います。
5教科でそれぞれ平均点以上を目指すには、勉強の遅れた時点まで立ち返って基礎力を付ける勉強と、学校のテスト範囲の勉強を並行してこなさなければいけません。
塾や通信教育のきめ細かなサービスをかえって使いこなせなくて、点数アップにつながらないケースも多いのではないでしょうか。
まず、どこから手を付ければいいか、保護者様がお子様のために落ち着いて考えてあげることが必要です。
中間期末平均点以上とる9教科対策
5教科については以下の対策がお勧めです。
・普段からきちんと授業をきいて、積極的に参加する。先生はどこが重要でテストに出るかを授業で話してくれているので、ノートにメモっておく。吹き出しなどで目立つように書くのがポイント!
・テスト範囲が出ても出なくても2週間前にはテスト勉強の計画をざっと立てる。テスト範囲が出たら微調整する。
・学校ワークや提出物を早めに終わらせる。わからないものはすぐに答えや解説を見てもよい。
・数学以外の国英理社は、教科書音読をしてノートやプリントも読み返す。
・学校ワークは1回やった後、間違ったところを中心に2回見直す(解きなおす)。ワークをやる前にコピーを2部とっておいて、やり直すのもよい方法。
副教科実技教科対策は以下の対策がおすすめです。
・普段からきちんと授業をきいて、積極的に参加する。先生はどこが重要でテストに出るかを授業で話してくれているので、ノートにメモっておく。これは5教科と同じ。
・普段の授業で忘れ物しない、時間を守る、準備や片づけを進んで手伝う。実技や作品作りをていねいに。
・ペーパーテストはテスト範囲が出てから対策でよい。範囲の教科書、ノート、プリント類を頭にしっかり入れる。
詳しくはこちらの記事で書いています。↓
期末テスト中1で平均点以上とる9教科対策!定期考査いい点を取る方法
テスト返却で親から怒られるのが怖い
テスト点数悪いときに、親は叱らないであげてほしいと思います。小言をいわないで上げてほしいです。
困った子は困っている子でもあります。成績がよくないのはお子さん自身が一番気にしていて、つらいはずなんです。
そこをわかってあげてほしいと思います。
そして、成績上げる方法をいっしょに考えてあげる、家庭学習を手伝ってあげるということが大事だと思います。
中2の2学期中間テストで、英語数学国語理科社会と主要5教科が、平均点すれすれ、平均点以下などの場合も多いと思います。
最近は成績が二極化しているといいます。成績のうんとよい子と成績の下の方の子にボリュームゾーンが分かれているのです。
なので、平均点をとっているひとが一番多いのかというと違うのです。
テスト返却怖いと思っているお子さん、親御さんは多いと思います。
点数だけみて問題と答案は放置するのはありがちですが、先ほど書きましたように見直しをするのが大事です。
どうやって見直しをするか、をお子さんといっしょに親御さんも考えてあげて必要な環境を整えてあげることをおすすめします。
詳しくはこちらの記事でも書いています。↓
中2の2学期中間テスト返却で親から怒られるのが怖い!叱らないで励ます
平均点以下のテストで成績アップを目指すには
「中学生からの勉強のやり方」清水彰浩著ディスカヴァー・トゥエンティワン によれば、勉強のやり方には以下の9つのルールがあります。
予習①疑問を教科書やノートに書き出す。②あらかじめ「自分の答え」を用意しておく。
授業③メリハリをつけて頭をフル回転させる。④後で見返したくなるようなノーとをつくる。⑤授業中にできる限り覚える。
復習⑥「覚える」型復習をする。⑦「解く」型復習をする。
テスト⑧テストの「傾向」を把握する。⑨傾向に沿って「対策」する。
この流れをつくるのがなかなか大変ですよね。
できることは子供にとって楽しいことですし、平均以下であることを一番気にしているのはお子さん自身だと思いますので、学習が自立するまでは親御さんも一緒に勉強してあげるのがお勧めです。
勉強が遅れているお子さんだと、予習の段階でつまずくことも考えられます。
お子さんがつまづいた単元を探り出し、弱い部分をピンポイントで復習する作業が必要になってきます。
詳しくはこちらの記事でも書いています。↓
中2で平均点以下の中学生勉強法!テストで成績アップを目指すには
中間期末テスト予想問題・模擬テストを作れる
塾や通信教材を利用しているよそのお子さんやお友達が、定期テスト対策の予想問題や過去問などを勉強しているのをみて、あせることもあるでしょう。
塾なしの場合は、市販の教科書準拠のワークや問題集を買えば、定期テスト予想問題などがついていることもあるので、そういうのを探すのもいいですね。
ただ、教科書の種類と試験範囲がぴたりとあった予想問題を手に入れる方法もあります。
わたしのおすすめはすららという自宅学習教材を使う方法です。タブレットやパソコンを使うデジタル教材になっています。
無学年制のインターネット通信教育すらら詳しくはこちらの記事でも書いています。↓
中1中2中3の中間期末テスト予想問題!通信教育で模擬テスト作れる!
中1の2学期の壁!
2学期は体育大会や文化祭、部活動なども忙しくなることが多く、勉強しなくてはいけないことも多いので、中1の2学期の壁を超えるのは難しいといわれることもあります。
中1の2学期の壁などという表現もしますが、1学期に比べて格段に2学期は点数をとるのが難しくなると思います。
2学期の評価は提出物の内容や期限を守っているかなどと定期テスト点数のほか、
夏休みの提出物の評価や普段の授業態度なども加味されます。
内容があまりにもお粗末だったり、提出しないままだったりということが、たいへんなマイナスです。
2学期になってからテスト勉強や提出物をがんばっても、この夏休み明けの課題提出が足をひっぱる可能性は十分あります。注意しましょう。
詳しくはこちらの記事でも書いています。↓
中1の2学期の壁!中間期末テスト予想問題は通信教育活用で点数アップ
5教科平均30点成績だと成績評価はどうなる
5段階だと、「3」がつくお子さんのテストの点は幅広いといわれていますが、
30点だと「3」がつくのは厳しいのではないでしょうか。
また、授業態度などがよほどひどくないと、「1」はあまりつかないため、
テストの点以外はまじめにやっていれば、「2」の可能性が高くなることが予想されます。
テスト5教科平均30点の理由は、以前の学年のどこかでつまづきや学習のもれがあって、授業の理解がおいついていないことが理由になっていることが多いと思います。
なので、対策としては、つまづきポイント、弱点をあぶりだし、ピンポイントで効率よくそのヌケモレを埋めていくという学習が必要になります。
詳しくはこちらの記事でも書いています。↓
中学生テスト5教科平均30点成績評価はどうなる?定期中間期末で300点取るには
平均50点期末テストで点数上げるには
中12学期中間250点いかず悩む、などの悲鳴のようなお母様方の声を見聞きします。
平均点は60点から70点くらいのことが多いと思うので、
5教科で250点なら、1教科あたり自分のなかの平均は50点くらいということで大きく平均を下回っていることになります。
「勉強しなさいと言わずに成績が上がる!すごい学習メソッド」藤野雄太著永岡書店 によれば、
3ステップで成績は上がります。
- ステップ1 出題傾向を知る
- ステップ2 正しく理解する
- ステップ3 正しく答える
まずは自分の中で、自分越えをする、少しずつ点数を上げていく実感をつくり、勉強をすることにやる気を持たせることが大事だと思います。
詳しくはこちらの記事でも書いています。↓
中1の2学期中間5教科で250点以下!平均50点期末テストで点数上げるには
中間テスト期末テストで平均点クリア順位をアップ
中間テスト期末テストで平均点クリア順位をアップしたいなら、まずは、試験範囲をしっかり把握することが大事です。
当たり前のことのようで、案外できていないお子さんが少なくないのです。
テストの前にぜひ、お子さんに「テスト範囲表を見せて」と声をかけてみてください。
テスト範囲のプリントを無くさずにすぐにもってきただけでもまずはほめましょう。
成績のよくない子どもの場合、範囲表をあまり重要だとおもわないでなくしてしまう子も少なくないのです。
そして、テスト範囲と教科書、ワークを照らし合わせ、いっしょに付箋などでしるしをつけていくといいと思います。
当たり前のことのようですが、ここが案外できていない子も多いのです。
どこからどこまでがテストに出るのかがはっきりしたら、テスト勉強のスケジュールも作ることができると思います。
「1週間で30ページのワークをやるから1日5ページ」などの目標を5教科もしくは9教科のそれぞれで親子で一緒に考えてみましょう。
また、授業の受け方についてもちょっとお子さんと話をしてみるといいと思います。
まずは授業をしっかりきくということです。「ここは大事だよ」「これはテストに出るよ」と先生は案外いってくれるものなので、ノートや教科書にに必ず書くか目立つようにしるしをつけておくようにいいましょう。
そして授業でわからなかったことはそのままにせず、周囲のお友達や先生にきいて解決するようにもいってあげてください。
こういった当たり前の基本的な態度が変わるだけで、平均点クリアはぐっと現実的になると思います。
定期テスト点数がとれない通知表内申点対策中1中2中3
がんばってもすぐには定期テストで点数がとれない場合もあると思います。
通知表内申点対策としては、中1中2中3ともに、普段の授業態度、提出物(ノートやワーク、プリントなど)、実技テストなどが、ペーパーテスト同様に、場合によってはペーパーテスト以上に重視されます。
テストの点数だけにこだわらずに、授業態度や提出物も手を抜かないようにしましょう。
なので、通知表の内容を少しでもよくするために、ふだんから、まじめに授業を受け、間違いを恐れないでしっかり手をあげて授業に参加し、丁寧にしあげた提出物を期限を守って提出するということがとても大切になります。
ここができていないお子さんも多いので、自分でできないお子さんは、保護者の方が声をかけて、進行状況や仕上がり具合をチェックしてあげることも必要だと思います。
中学生定期テスト平均点以下から80点以上を目指すには
勉強の遅れた時点まで立ち返って基礎力を付ける勉強が普段の学習習慣として定着し、学校のテスト勉強の時間も確保できれば、点数アップの可能性は十分あると思います。
ただ、今の中学生は、部活も忙しく、塾の時間も加わると目先のテスト前の提出物に追われて終わってしまうことが多いのでしょうね。
なので、短い時間でも毎日机に向かって自宅学習できるシンプルなツールがあると、塾に行かなくても十分定期テスト対策、高校受験対策もできると思います。
最近はよい自宅学習教材も開発されてきました。
自然に勉強に頭が切り替わる工夫がされたゲーミフィケーション自宅学習教材のすららは、自分に合った学習内容を計画し、実行できる通信教育です。インターネットにつながったタブレットやパソコンが自宅にあれば利用できるサービスです。
無学年制のインターネット通信教育すらら多くの塾や学校でも採用実績がある信頼性の高い教材です。
すららは、小学校から高校までの内容の無学年制なので、自分に合うレベルから勉強を始めることができ、短期間で遅れた分の勉強をこなすことも可能です。
すららについては以下の記事でも詳しく書いています。↓
勉強が苦手な子ども向け小学生中学生通信教育ランキング!すららがおすすめ!
通信教育すららは最短ルートで苦手を克服!難易度調整で勉強苦手な子の学力アップ!
中学生ならば小学校の学習内容の基礎力がしっかり身についたら、中学校の学習内容がスムーズに頭に入っていくと思います。
そして、できるようになると勉強というのはおもしろくなるものだと思いますよ。
先ほどご紹介のすららは公式サイトから無料体験資料請求できます。↓
まとめ: 保護者の方が学習内容に関心をもってあげる
保護者の方が一歩踏み込んで、お子さんの学習内容に関心をもってあげることで、声のかけ方もちがってくると思います。
まずはテストの範囲表をぜひいっしょにみて、教科書やノートにしるしをつけるのを手伝ってあげてください。