小学生中学生の保護者
「子供が片付け苦手で困っている。
学用品やお手紙などもなくしたり、ぐちゃぐちゃにしたり。
片づけられるようになる工夫やグッズを知りたい。」
この記事では、↑こんな疑問に答えます。
ほんとうに散らかり放題の子ども部屋は足を踏み入れるのも恐ろしい状態で頭が痛いですよね。
片付けが苦手なのは生活や学校生活でもしばしば困ったことが起きます。
忘れ物や大事なおたより、書類、教科書、ワークなどをなくしてしまったり。
そして、片づけられない子どもさんの親御さんも実は片付けが苦手で悩んでいるケースがあります。
実は、わたしが、ADHDとアスペルガーという発達障害当事者でとても片付けが苦手です。
子供も似たタイプでとても片付けが苦手です。
それでもなんとか重要なものは無くさないで、小中高と過ごすことができました。
わたしたち親子の工夫をご紹介します。
この記事を読めば、本当に雑だけど、何とかなる方法がわかります。
片付けられない中学生子どもは発達障害?adhdかも
まず、片付けられない子どもは発達障害のadhdかアスペルガーかなどでお悩みの方もいるかもしれません。
これは、医師の診断を受けないと事実はわかりません。
こういう発達障害というのはきっぱり普通の人と当事者に分けるのも難しかったりして、「傾向がある」レベルの人ならごく普通にたくさん存在していらっしゃいます。
いろいろ本人も家族も困っているなら、一度発達障害の診断を受けて投薬治療や療育を試してみてもいいのかもしれません。
どちらにしても、お子さんが片付けが苦手なことは事実として受け止め、では、どうしたらすこしでもましになるか、お子さんや家族が困らなくなるかを考えてみるといいと思います。
まず、おすすめはお子さんをよく観察することです。
わたしやわたしの娘の場合は、
・元の場所にものを返すというのも苦手
・物の位置を決めるのも苦手
・めんどうくさい
のです。お恥ずかしいのですが...。
空間認識みたいなのが弱いのかもしれません。
不精なのもあります。
本箱に本やノートを戻すことなんてもう面倒でできないので、床に散らかり放題になってしまいます。
なので、取り出しやすく、しまいやすいのが鉄則になります。
片付けられないどうしたらいい?片づけるコツはカゴ活用
最近娘に試してうまくいっているのは、写真のランドリーかごを使う方法です。
3-400円でホームセンターやニトリのようなところで買えます。
娘のためにこれを5つ買ってきました。
ズバリ、床にあるものをどんどんほり込んでいきます。
一応ざっと入れる場所を決めます。↓
かごの仕分け方法
「よく使う本ノートプリント」2つ
「あまり使わない本ノートプリント」1つ
「模試」1つ
「そのほか」1つ
ごみやあきらかにいらないものは捨てていくとものも減り、
とりあえず床に散らばったものはなくなりました(我が家は洋服は脱衣室に一元管理しているので、洋服の散らかりはありません)。
かごを使いやすく床に並べて終わり、です。
一応教科書用に用意していた本箱(カラーボックス)は、辞書とノートパソコンと、大事なものの一時置き場、ということになりました。
教科書もノートもかごのなかにほりこんであって、必要なたびにごそごそ探し出して使うということになりました。
以前のように散らかりませんので、娘には合っているようです。
お恥ずかしいですが、これが我が家の解決方法です。
解決になってないかもですが(苦笑)。
片付けられないプリント物をなくす対策は紙バックで
保護者向けの学校のおたよりプリントを無くされるのは困りますよね。
これは、うちの場合は毎日帰宅時に「学校からのお手紙ないか?」と声をかけることで一応すぐに出させて解決しています。
わたしも雑ですぐになくしてしまうので、写真のようなしっかりしたつくりの紙バックをファイルボックス代わりにしてどんどんほおりこんでいきます。
一応左側に一番新しいプリントを入れるようにして、おおむね時系列に並んでいるように心がけています。
前のプリントを見返すことがあったら、みおわったあとまた一番左にいれています。
見返すプリントはまた見る可能性があるからです。
プリントお手紙を持って帰らない、学校にためてしまうというお子さんもよくいますよね。
参観や懇談会のあとで子供の机をチェックして、
いろいろひっぱりだしてため息をつくお母さん、少なくありません。
これは
・学校でもらったお手紙をいれるかばんのなかの場所を決める。
・ファイルやフォルダにいれるようにする。
など、お子さんに合うやり方をあきらめないでいっしょに探してあげて、なんとか直すように一緒に努力してあげる必要があると思います。
学校のものだけでもほんとうに多くて困りますが、塾に行きだすと、まあ、ものすごい量のテキストとプリントコピー類が家に押し寄せてきます。
長女は中学3年間5教科の集団塾に行かせましたが、ものすごい量の教材で、片づける気が起きないほどでした。
せっかくの教材やプリントもどこにいったのかわからないなら使いこなしようがないですよね。
片づけられないお子さんには、タブレット学習のように、紙の教材が少ない、もしくはない、紙やノートも最小限で使ったら使い捨てていくのようなスタイルのもののほうが、合うかもしれないと考えます。
わたしは最近知ったすららという自宅学習教材が片づけられないタイプのお子さんにはおすすめなんですが、
パソコンやタブレットで勉強でき、大量の教材の片づけに頭を悩ます必要がありません。
すららの公式サイトで資料請求or無料体験をするもちろん、紙やノートに書く、解く、作業も組み合わせて勉強するのですが、あきらかにあとでやり直すとわかっているもの以外は、処分していってもいいと思います。
まとめ:ランドリーかごは見える収納に便利
ランドリーかごをいくつか用意して、おおざっぱにわけてどんどんものをほおりこんでいくことで、一応片付き、案外子供も使い勝手が良かったりするので、お試しください。
片付けが苦手なお子さんには片づけきれない大量の教材がある塾よりも、すららのようなタブレット学習のほうが使い勝手が良いと思います。