中学生の保護者「不登校の子どもが高校受験で不利ではないかと心配。出席日数や調査書の内申点、そして学力面を考えると合格できる高校がないかも。勉強のやる気をアップさせる方法や不登校の入学枠のある高校情報など知りたい」
この記事では、↑こんな疑問に答えます。
この記事の内容
・高校受験で不登校登校拒否が不利になる場合とは
・不登校でも高校受験で出席日数内申点と当日の合格点をクリアする方法
・高校受験で不登校枠を設けている高校はあるのか
中学生で不登校のお子さんがいると、高校受験で不利になるのではないかと心配になることもあると思います。
中学校から手厚く高校入試の情報があるとは限らないので、親御さんが自分で情報を集めるのも大事ですよね。
不登校が長期化する可能性も考えて、対策をとっておくと安心だと思います。
何が不利になり、どう行動すればよいのかが見えてくると動けるようになりますよね。
高校受験で不登校登校拒否が不利になる場合とは
高校受験で不登校が不利になる可能性があるポイントは4点です。
- 出席欠席日数
- 内申点
- 入試当日の合格点をとれる学力
- 面接でアピールすること
出席欠席日数
出席、欠席日数をどう見るかは高校によって違います。中学3年間の欠席日数をみるところもあれば、中3の1年間のみの学校もあるし、そもそも出席日数を入試の条件としてみていない高校もあります。
傾向として、全日制の高校はある程度考慮されると考えた方が良いようです。公立は欠席日数を評価対象にするところが多いです。私立は欠席日数の扱いは学校によりさまざまです。
内申点
内申点、つまり5段階などの通知表の評価の合計点は、テストや作品の点数だけでなく、日ごろの授業態度、つまり出席の可否も評価されるので、不登校だとよい評価をもらいにくい傾向はあると思います。
入試当日の合格点をとれる学力
不登校ということで、普段の授業に出ていないことが多いわけですから、どうしても勉強が遅れるお子さんが多いと思います。学校は不参加だけれど塾や通信教育だけは行けるという場合は、学力だけはキープできる場合もあります。
面接でアピールすること
不登校ということで、勉強や部活でアピールポイントがもてない場合も多いと思います。日ごろの学習の努力、生活の工夫や、趣味などの中から、将来に向けて前向きな話をできるように準備が必要です。
以上の4点について、それなりに対策できれば、高校入試でも有利に動けると思います。
不登校でも高校受験で出席日数内申点と当日の合格点をクリアする方法
一般的には公立高校の場合だと、中学3年間の欠席日数が30日を超えると不利な評価につながるケースがあるといいます。
出席欠席日数の対策としては、お子さんの不登校が長引く可能性がでてきたら、出席扱いになる可能性の高い自宅学習を始めておくのがひとつの方法です。
すららという通信教育は、不登校のお子さんの自宅学習を出席扱いにすることについて、豊富な実績を持っています。
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内申点についてはどうしても授業やテストに参加していないことが不利になりますが、出席できなくてもすこしでも内申点アップのためにできることを学校にアドバイスを求め、配慮をお願いする姿勢が必要だと思います。
また、内申点を高校入試の条件にしていない高校を探して受験するというのが現実的であるとも思います。
入試当日の合格点を取るには、学年相応の学力を身に着け、志望校の入試対策をきちんとやっておくということは、ほかの受験生と全く同じなので努力がいります。むしろ、内申で不利な分合格点を高くとる必要があるケースも多いでしょう。
塾を利用したい場合は、たとえば、全国展開するスタンダードという個別塾は1か月無料などのお得なキャンペーンもあるので試してみるのもいいと思います。
スタンダードまた、さきほどご紹介したすららという通信教育は、学力診断で、勉強のつまづいたところから勉強させてくれるカリキュラムを自動で作成してくれるオンライン教育なので、勉強が遅れたお子さんにもおすすめです。
面接でアピールすることとしては、こういった日ごろの学習の努力もアピールポイントになりますし、日ごろの生活面健康面で工夫していること、好きな趣味や将来の夢などもアピールできるといいと思います。
受験する高校のホームページやパンフレットをよく読んで、自分がその学校に合うと思った点などをお話しできるととてもいいですね。
高校受験で不登校枠を設けている高校はあるのか
高校受験で不登校の枠というのがどの高校にあるのかは、調べるのは難しいです。
ただ、全くないわけでもないようなので、可能性のある高校説明会にできるだけ足を運んで、もしくは直接お問い合わせして、不登校のお子さんの事情をお話しし、合格の可能性について個別にアドバイスいただくというのが、情報を得る確実な方法だと思います。
いろいろ一度に情報を集めるなら、いろんな高校が一同にあつまった合同説明会のようなイベントにまずは参加してみるといいかもしれませんね。
また、学校によっては、説明会の参加回数なども考慮に入れる学校もあるとききますので、志望度の高い高校についてはオープンキャンパスや高校説明会はできるだけ回数多く参加するのがよいかもしれません。
また、私立の場合は、個別にアポイントを取って、見学や相談をお願いしたら受け付けてくれる場合もありますので、日程的に難しい場合はそういうこともおすすめです。
全日制のほか、定時制、通信制などの高校もありますので、お子さんの高校卒業後の進路の希望や通学しやすいスタイルも考えて、行ける可能性のある高校を調べてみるといいと思います。
意外と通信制高校が大学への推薦枠をいろいろ持っていたりするケースもありますので、入学の可能性だけでなく、卒業後の進路についても高校からぜひ情報を集めてみてください。
まとめ:出席扱いになる通信教育も上手に活用
お子さんが全日制高校への進学を希望するなら、欠席日数で不利にならないように、あらかじめ調べて対策を考えておくのがお勧めです。
すららなどの通信教育で出席扱いになることもありますので、よく調べて中学校とも相談してみてください。