小学生中学生の保護者
「次の新学年や小学校中学校の入学時に違うクラスにしてほしい友達がいる。クラスを離してほしい親の要望は先生に頼んでもよいのか。もしくは仲いい子と一緒のクラスを希望してもよいのか。クラス替えの決め方や時期はいつか。」
この記事では、↑こんな疑問に答えます。
この記事の内容
・小学校中学校でクラス替えについて親の要望を伝えてよいのか
・小学校中学校クラス替え決め方決める時期は?
・小学生中学生の保護者がクラス替えについて先生に頼む方法
小学校中学校の入学、進級時にはクラス替えが行われることが多いと思います。
どんなお友達と一緒のクラスになるのか、毎年親も子もドキドキしますよね。
先生方が話し合ってバランスの良いクラスを作ってくださっているとは思うんですが….
親から見て、あきらかにわが子とクラスを離してほしいお友達、仲いい子で一緒のクラスにしてほしいお友達などの希望を持つことがあると思います
そういう希望を先生に相談してよいか、ためらうこともあると思うんですよね。
結論から言うと、そういう希望は伝えてOKだと思いますし、ぜひいってくださいという先生もおられます。
普段からお子さんの様子を見て話をよくきいて冷静に判断したうえで必要な場合はぜひ先生に伝えて下さい。
この記事では、あくまでイチ保護者である私の私見ですけど、先生にクラス替えの希望を伝えるときの判断の仕方や、相談の仕方などをご紹介します。
小学校中学校でクラス替えについて親の要望を伝えてよいのか
誰もが自分にとって都合の良い人間関係で生きていけるわけではないです。
社会の縮図として、先生の決めたクラス替えで、気に入らない人間関係も我慢を学ぶべきという考え方もあると思います。自分で解決する力を身につけろという考え方です。
これはいろんな考え方があると思うのですが、わたしは小さい時こそ、居心地の良い人間関係を学んで、自分にとって何が望ましいかを知る人になってほしいと思います。
我慢が当たり前だと思ってほしくないんです。もちろん努力は必要ですけど、努力だけでカバーできない人間関係からは逃げる知恵、助けを求める力も必要だと思います。
なじんだ不幸にしがみつくのではなくて、未知の幸せに踏み出す力をつけてやりたいです。
また、親、先生が子どもを守ってあげる存在であるということも子供に感じてほしいです。安心して学校に通ってほしいです。
なので、子どもが明らかに嫌がっているお友達、一緒にいると傷つくお友達からはなるべく遠ざける努力はわたしなら親としてしてやりたいと思います。
クラス替えについての親の意見は先生に伝えるのが良いと思うのです。
実際、お伝えすると、たいていの先生はいっていただいてよかったとおっしゃっていました。
クラス替え離してほしいお友達はどういうタイプ?
我が家の場合ですが、上の娘は小学生のころ、おとなしく、放課後遊びをするお友達がほとんどいなかったので、たまに誘われるとうれしそうにしていました。
小4くらいの頃、ある同じクラスの子が誘ってくるようになったので、わたしも最初ほほえましく思っていたら、どうも様子を見ているとあれこれ命じられては娘が言うことをきく関係になっていました。
その子とかかわるたびに表情が暗くなっていくことに気づき、とうとう泣かされて帰ってくるようになったので、学校に相談しようというと、その子が怖いと言って泣くのです。
なので、子どもに次の学年で違うクラスの方が良いのではないかときいてみました。
子ども自身には判断つきかねるようだったのですが、「あの子とトラブルになって大人が入らないと解決しないことが何度かあったよ。そんなに怖い相手だとあなた自身では解決できないということでしょう?ここでクラスを離れないとまた同じことが起こるよ。大人が解決することだと思うよ」といいました。
子供が納得したので、次年度以降は同じクラスにならないように先生に頼みました。
毎年同じ子の名前を挙げてクラス替えの配慮をお願いし続けたので、公立でしたが、中学卒業まで同じクラスにならないで済みました。とてもよかったと思います。
そのほか、いじめやからかい、お世話係になるなどで、子どもの心と体を守るために特定のお子さんとわが子を離したい場合などもあると思います。
場合によっては命を守るため、ともいえると思います。
こういうこともわたしは先生にクラス替えのお願いをしてよいと思います。配慮して希望をきいてもらえることも多いと思います。
大人から見ていじめなどよくない関係のように見えても、子どもはその友達関係に執着することもあるようです。ほかの安心できる友達関係を知らないので、良くない友だちでも離れるのが不安になることがあるのだと思います。
こういうときは、親と先生で冷静に話し合って判断してあげることも時には必要なのではないでしょうか。
クラス替え仲いい子と同じクラスになりたいとき
仲の良い子と同じクラスになりたいときに希望をきいてもらえることは、あまりないのかなという気がします。きいてもらえたらラッキーです。
小学校入学時に同じ保育園幼稚園の子との相性を見て配慮があるというのはきいたことがあります。小学校から幼稚園保育園にききあわせがあるというのをきいたことがあります。
そもそもはいろんな子と仲良くなれることが大事ですので、仲の良い子と同じクラスになることにあまり強いこだわりをもつのは危険かなと思います。
頼りになるお友達と一緒にさせたい気持ちになることもあると思いますが、相手がお世話係を負担に思うこともありますので、希望を伝えても聞いてもらえるかどうかは期待しすぎない方が良いと思います。
お友達についてはこちらの記事でも書いています。↓
小学校中学校クラス替え決め方決める時期は?
わたしはイチ保護者なので、クラス替えの決め方や決める時期は良く知らないのですが、12月ごろ年末によく「3月までの年度末の引っ越しのご予定などは早めにお知らせください」などのお手紙を学校からもらっていました。
なので1月から3月までに成績やお子さんの個性、相性、特技などを見てクラス編成を先生方で相談されるのかなと思っていました。
ただ、年度末3月4月の春休み中に引っ越しなどで転入生もあるでしょうし、必要があれば、新学期の決定までに変更もあるのだと思います。
なので、クラス替えの変更をお願いする時期に特に適した時期というのはないのではないかと勝手にですが、想像しています。
クラス替えをしてほしいとはっきり意識した段階で、先生にお伝えする、何度か念押しする、というのが大事かなと思います。
小学生中学生の保護者がクラス替えについて先生に頼む方法
いまは、連絡帳で欠席連絡などをすることは減っているかもしれませんが、お友達の荷物に紛れてしまったり、学校でなくしてしまうなどのリスクもあるので、連絡帳にクラス替えの希望を書くのはおすすめしません。
個人名も伝えるのですし、デリケートな情報です。
お手紙でもよいですが、これもなにかの間違いで見てほしくない人の目にふれると困ると思います。
わたしのおすすめは、担任の先生に電話するか、直接お話しする家庭訪問、個人懇談、そのほかアポイントを取って面談、などがよいと思います。できればお子さんの前でなく、先生と親御さんだけで話すのが良いですね。
一度だけでなく、なんどか念押しするのがおすすめです。先生もお忙しいので。
親や先生を信頼できる、学校に安心して通学できる、そのために、どうしても必要な場合は、クラス替えについて親から意見を言うのはとても大事だと思います。
安心して学校に通えることで、落ち着いて勉強もできるようになりますよね。
おすすめの家庭学習についてはこちらで詳しく書いています。↓
まとめ:子供の手の負えない友だち関係を冷静に判断
子供はコミュニケーション力も、危機を感じる力も、助けを求める力もまだまだ未熟です。場合によっては大人にとっても難しいのが人間関係の判断なので、親と先生が協力して子供にとって好ましい関係を冷静にみてあげるのが大事だと思います。
必要な時はどんどん担任の先生にクラス替えの希望などを伝えましょう。