小学生の保護者「小学校の個人懇談で先生に聞くことや話すことは何?服装や気を付けた方がいいことは?」
この記事では、↑こんな疑問に答えます。
この記事の内容
・小学校の個人懇談で聞くこと、話すこと
・小学校の個人懇談での服装や気を付けた方がいいこと
小学校の個人懇談の呼び方は学校によっても違うようで、
2者面談、懇談会、個人面談、個別面談、教育相談
などということもあるようです。
短い時間の中で、何を質問し、何をお話すればいいのか、困りますよね。
わたしも娘が二人いますが、小学校時代にやはり困ったものです。
なので、あらかじめ、ある程度質問や話すことを考えてメモしていった覚えがあります。
個人懇談については、いろんな考えがあると思いますが、
個人懇談をうまく活用して、
すこしでも子供が先生に良く思ってもらって、かわいがってもらえるきっかけ
になればいいなとわたしは思っていました。
なので、
親や子供からの先生への尊敬や感謝を伝える努力
はするようにしていました。
この記事では、どう先生に先生への感謝を伝えるか、また、家庭で生かせる育児アドバイスや必要な情報をどうもらうか、コツやヒントをお伝えしたいと思います。
緊張して何をお話したのか分からないまま終わってしまうような個人懇談にはなりません。
この記事を読んでいただいたら、先生からのお子さんの好感度は確実にアップし、家庭で役立つ親へのアドバイスもしっかりいただくことができますよ。
小学校の個人懇談で聞くこと、話すこと
小学校の個人懇談は、15分から20分程度に設定しているところが多いと思います。
家庭訪問も一種の個人懇談ですね。
小学校では、お子さん本人を交えないで、担任の先生と保護者の2者で行うことが多いです。
必要に応じて両親とも参加されるご家庭もあります。
個人懇談は短い時間なので、あまり欲張らず、1つ2つでも実りのある話ができたら上等だと割り切るのも必要です。
それ以上必要なことは後日先生にお時間をいただいてお話しすることもできます。
個人懇談で質問すること(相談すること)
小学校の個人懇談では、だいたい
学習の習得状況や、
通知表やテストの成績、
学校での様子、
お友達関係
などについて先生からお話があった後、親御さんとの質疑応答となるのが一般的なのではないでしょうか。
通知表をその場で渡されたり、内容を説明されたりすることもあります。
先生がお話しされたことの中でより詳しく聞きたいことがあればその場で質問するのもいいですね。
案外思いがけないお話が出てくることもありますが、動揺しすぎないようにしましょう。
そのほか質問を用意しておいても、先生からのお話で解決してしまうことが多いかもですが、それはそれでよいと思います。
ただ、聞きたいことを聞きそびれないようにしたい場合は、やはりメモなどにしておくのがおすすめです。
質問すること(相談すること)の例
家庭学習、宿題の仕方がわからない。
宿題の量の調整をしてほしい。量が多い、少ないなど。
生活態度改善のアドバイスがほしい。
反抗期、思春期の悩みがある。
心身の不調で知っておいてほしいことがある。
家庭の事情で知っておいてほしいことがある。
学校が好きでない行きたくない悩みを伝える。
授業時間の子供の態度はついていけているか、問題ないか。
休み時間にお友達と上手くやれているか。
苦手科目の成績のあげ方を教えてほしい。
次の学年に向けて力を入れるべきことは何か。
中学入試の予定がある場合は伝える。
中学入学に向けてやるべきことを教えてもらう。勉強面、生活面、経済面、など。
困っているお友達について次の学年でクラスを別にしてほしい。
個人懇談で話すこと(お願いすること)
また、大切なのは、先生への尊敬・感謝や子供の良いところをさりげなく伝えることです。
正直、先生も忙しく大変だと思います。人間なんですから、ほめられ、感謝されれば頑張れると思うのです。
がんばっていただくために、ほめて感謝を伝えましょう。
話すこと(お願いすること)のポイント
子供の話の中から、楽しそうにしていたエピソードを話す
先生をねぎらい日頃の感謝を伝える
子どもが家庭で頑張っていることを話す
具体的な話し方としては、
「子どもがこんな話をしていましたので、楽しく学校で過ごしているようで本当に感謝しています。」
「授業参観で楽しい授業をしていただいて子供も生き生き参加していましたので、ほんとうにありがとうございます」
みたいな感じが良いと思います。
また、
家庭学習への取り組み方や、
家事手伝い、習い事校外活動などで頑張っていること
なども先生にアピールしておくと、先生と子どもの共通の話題になります。
「頑張る子」という情報が先生にインプットできますのでよいと思います。
なお、小学生の家庭学習についてはこちらの記事でも書いています。↓
小学校の個人懇談での服装や気を付けた方がいいこと
服装は神経質にならなくてもいいと思います。
お願い事がある場合にはお話の仕方に気を付けましょう。
個人懇談の服装やもちもの
公立の小学校ではいろんな保護者の方がいますので、個人懇談の服装はあまり神経質にならなくてもいいと思います。
通常の仕事着や普段着から買い物のお出かけ着くらいの感覚で、
ジーンズやサンダルのカジュアルな保護者の方も珍しくないです。
また、仕事途中で抜けてくる方もいますので、
仕事着の制服や作業着、職場のロゴが入ったジャージの方、スーツの方などもよくお見かけしたものです。
普通というか、お忙しいのにお時間をおつくりになって頭が下がるなという感じです。
良い意味で、お互いあまり気にしていないと思います。
ただ、大人同士、大事な子供のことでお話しするということ、先生の貴重な時間を使ってくださっているということを踏まえて、
自分なりに失礼のないように身ぎれいにしていくことがおすすめです。
もちものとしては、二足制の学校が多いので、基本自分のスリッパと靴を入れる袋は持参しましょう。
また、メモ帳と筆記用具があると便利です。
短い時間なので、録音はお互い身構えるのもありますから、避けた方がいいかなと思います。
個人懇談で気を付けた方がいいこと
✔時間内で終わらせる
時間は限られていて、次の人が控えていますので、持ち時間を超えないように気を付けましょう。話が長くなりそうなら、あらかじめ希望を出して一番最後にしていただくか、別途ゆっくりお話しできる日時をとっていただくことをお願いしましょう。
✔先生へのお願いはクレームにならないように
個人懇談の機会に先生にいろいろお願いしたいこともあるかもですが、先生も人間ですので、クレームのような、むき出しの感情をぶつけないほうがよいでしょう。
あくまで、事態を改善するために動いていただくお願いをするように気を付けましょう。
なお、小学生への親のかかわりについてはこちらの記事でも書いています。↓
まとめ:先生への尊敬や感謝を伝え必要なアドバイスをもらう
正直先生にもいろんな方がいますので、先生への尊敬や感謝を伝えるにも相手によっては限度がありますが、それでも何かしらよいところは見つけてあげる努力を保護者もすべきと思います。
親が先生をよく思ってなかったら、それは子供の態度に直結しますし、それは先生の授業の質や成績に直結するからです。
個人懇談は貴重な時間なので、質問を用意して良いアドバイスをもらいましょう。さらに、すこしでも先生に子どものことをよく思ってもらって、先生自身にも元気になっていただけるような時間にすることをこころがけるのがおすすめです。