小学生のお子さんの気持ちってわかります?わたしは結構子育てで子供の気持ちわからなくて苦労しました。
なんとなく遊びたいんだな、楽したいんだなということはわかっても、それをどう勉強のやる気に向けさせるかという方法は案外わからないですよね?
子どもに合う方法をとにかく親があきらめないで探すというのが、わたしの行きついた結論なんですが、その方法のヒントになりそうなことをまとめてみました。
子どもが高校生大学生になった今もわたしは試行錯誤中ではあるのですが、子どもは勉強のできる子になってきましたので、参考になればうれしいです。
子供のやる気を引き出す方法9選
子どものやる気を出す方法のヒントを9つ挙げてみました。参考になれば幸いです。
全部の方法が合うお子さんはいないかもですが、1つ2つでも合うものがあれば試してみてください。
方法1:子どもの興味あることに親も関心を示す
・子どもの興味があることに親も関心を示す。
ゲームでもユーチューブでもスポーツでも何でもいいので、お子さんが楽しんでいるものを否定せずに、親が興味を持ってあげましょう!
子供は喜びますし、心も開くと思います。一緒に遊んであげてもいいかもしれません。
子どもが毎日一度は笑顔になるために親が努力することを意識するのはおすすめです。
子供が興味のあることについて楽しい話をして、好物を食卓に乗せてあげ、たまには子供が本当に欲しいものを買ってあげるなど。
子どもとの信頼関係を大事にしましょう。
子どもをよく観察して子供自身をよく知る努力をあらためてすることがお勧めです。
勉強も含めて、どういうやり方が子どもに合うのかを知る手掛かりが見えてくると思います。
方法2:最初のハードルを低くする
・いやなことはさせない。いやではない方法を一緒に探す。
・最初のハードルを低くする。
・やることを細分化して、1つ1つのユニットを小さくする。
・できることから始める。できそうと思わせる。
勉強嫌いの子に勉強しようというと嫌がるかもしれませんが、教科書を持ってきてといえば、持って来るだけなのでできる子も多いでしょう。
教科書を開いて。1行だけ読んで。ノートを開いて。ワークの最初の問題だけやってみて。
ほんとうにやることを細分化して、絶対できるレベルまでやることを小さくします。
そして、手を付けられたらしめたものです。
最初は次の指示を待つだけかもしれませんが、だんだんやるのが当たり前になると、もっと大きな指示でも大丈夫になっていくし、自分からやることもわかってくると思います。
最初を丁寧に辛抱強くつきあってあげるのがおすすめです。
方法3:できたことに注目する
・できてないことをいちいち指摘しない。できたことに注目する。
・当たり前のことでもできたらほめる。
教科書やワークをもってきてといって、ほんとうにすぐ持ってきたらすかさずほめます。なくさず持っていた、きちんとある場所がわかっていた、いくらでもほめることはあると思います。
教科書やワークをもってきてといって、すぐに持ってこれない子もいるかも。どこに置いたかわからない。学校に忘れてきてしまった。など。
でも、これは責めないで、次からどうしたらいいかいっしょに考える機会にするのがいいと思います。あまりここに時間をかけないほうがいいですね。
問題を解いて、できたらほめる。できなかったことはさらっと流し、できる方法をささっと教えてあげる。あまりしつこくしない。できないと責めない。
できたことに目を止めて、いっぱいほめてあげるのが大事だと思います。
方法4:勉強した結果よいことがあると思わせる
・勉強した結果よいことがあると思わせる。ごほうび、シール、誉め言葉、ゲームやテレビの時間…。
・勉強ができると、学校が楽しくなるとわからせる。
勉強した結果、勉強した後にお楽しみがあるといいかもしれません。勉強が終わったらアイスを食べようねでもいいかも。すこし励みになります。
1分でも勉強したらカレンダーにシールを貼るというのもよいですね。毎日シールがたまっていくと、達成感があります。
すこし成長してきたら、勉強した先のよりおおきなメリットもだんだん話してあげるといいと思います。
勉強ができると、学校の授業が楽しくなります。友達から一目置かれるようになって好ましい友達が増えます。
将来の進路にいろんな可能性が出てくるなどのメリットもあります。
そうやって将来の自分のために勉強することの大切さがわかっていきます。
方法5:リビングで勉強する
・リビングで勉強する。
・勉強できる場所をリビング、子供部屋、寝室など複数用意して気分に合わせて場所を変える。
・子供部屋、机の上をきれいにして気が散るような余計なものを置かない。
子どもは家族のそばが安心します。リビング学習はよいといわれますが、よいと思います。
環境をちょこちょこ変えながら勉強するのも集中を保つのによいことがあるそうです。
家の中を見回して、勉強してもいい場所を増やしておくといいと思います。
100均のクリップボードがあれば、机代わりにして寝転がってでも勉強できます。
机の上や、壁回りなどに気が散るものがいろいろあると勉強できない子もいます。
子供に合わせてできるだけ余計なものを置かないようにするのがおすすめです。
方法6:親も一緒に勉強する
・親も一緒に勉強する。そばについていてあげる。
・楽に勉強できると思わせる。
・勉強おもしろそうだと思わせる。
特に学習習慣がつくまでは、親が一緒に勉強してあげるのがおすすめです。
親が積極的に勉強に関心を持つと、勉強が面白そうだと子供も感じてくると思います。
一緒に問題を読んだり、○付けをしてあげたり、質問に答えたり、ほめてあげたりするのです。
問題を出してあげて、子供に答えを言わせたり、書かせたりするのもいいですね。
子供も楽に勉強できると感じると思います。
方法7:段取り表、タイムスケジュールを作る
・生活のルーティーンのなかに勉強を組み込む。
・段取り表、タイムスケジュールを作る。
がちがちに時間割をつくるよりはざっくりとした段取り表ルーティン表のような形で、やることの順番を決めておくといいかもですね。
学校から帰宅
荷物を片付けておやつ休憩
宿題
家庭学習
遊び
夕食
テレビ
お風呂
就寝
のようなものを曜日ごとに作っておくといいでしょう。
できるだけこのルーティンを守らせるように、親子でがんばりましょう。
親も食事の時間やおふろ、寝る時間など規則正しくする努力が必要です。
テレビは好きな番組を録画しておいて、決めた時間だけ見るのがお勧めです。
方法8:ゲーム感覚で競争させる
・ゲーム感覚で競争させる。ライバルを意識する。
これは子供さんのタイプによって向き不向きがある方法かもしれませんが、ライバルがいると頑張るお子さんもいます。
塾に行ってほかの子と成績を競ったり、成績がわかる模試などに参加してみたりするのも向上心を持たせることがあります。
ただ、親がよその子とやたら比べると、自分に力をつけるよりも、人に勝つことにこだわるようになるかも…
前の自分に今の自分が勝つことが一番大事なのだと教えてあげる必要はあると思います。
方法9:勉強の計画と記録を付ける
・勉強の計画と記録を付ける。
・スタディプランナー。大学ノート。
計画的に勉強できるといいですが、最初は記録するだけでもいいと思います。
勉強できた日にカレンダーにシールを貼るだけでもいいですが、勉強した時間分を記録するようにノートを塗りつぶすなども、目に見えて勉強した達成感を味わえてお勧めです。
スタディプランナーというノートを使うと、計画や記録をつけるのがとても便利です。
大学ノートに好みのレイアウトを自作してもいいと思います。
すららという通信教育は、勉強した記録が目に見えてたまっていき、ごほうびもいろいろもらえるシステムになっていて、学習が習慣化しやすいです。
詳しくはこちらの参考記事で書いています。↓
なお、スモールステップで勉強できるおすすめの家庭学習についてはこちらの記事でも書いています。↓
勉強が苦手な子ども向け小学生中学生通信教育ランキング!8教材比較!
通信教育すららは最短ルートで苦手を克服!難易度調整で勉強苦手な子の学力アップ!
勉強できない子どものサポートについてはこちらでまとめています。↓
【小学生勉強しない】できない子どもは親サポートで勉強方法と学習習慣を身に着ける
まとめ:急がば回れ。子どもにしっかり手をかける
親も子も忙しい現代なので、大変ではあると思いますが、学習習慣をつけるまでは、親があきらめないで、子供に合う方法を模索し続けるのが一番だと思います。時間がかかるようで結局はそれが近道です。
特に小学生のときは手もかかると思いますが、いま手をかけておくと中学高校でかなり楽になるので、小学校の勉強に親が付き合うことはとても大事だと思います。