中学生の保護者「高校説明会には子供本人だけでなく親の参加も必要か?忙しいので参加が難しいが、高校受験の合否に関係あるのか?」
中学生のころ子供の塾の高校入試報告会(高校選び説明会)というのに参加していました。保護者向けのものです。
学校でも塾でも、1年生から高校入試を意識するようにいわれていますので、こういった説明会や高校見学会、高校入試相談会などは、中1から積極的に利用していくのがおすすめ。
行きたい高校が見つかると、子どもの学習意欲も上がります。
上の子のときと下の子の時では数年たって高校入試事情も多少異なってくるので、最新の情報を入れるように努力するといいですよ。
高校の説明会は親だけでも行く必要がある?
わたしが参加した塾の高校選び説明会では、
・その塾での合格実績の報告
・その地域の受験制度の説明
・内申のとりかた
・高校の志望倍率のここ数年の推移
・子どものタイプ別の高校の選び方
などについて説明がありました。
高校別の入試分析や内申点、模試の偏差値の目安などのデータもいただくことができました。
こういったものは、公立中学校の進路説明会では詳しくは手に入らないので、塾からの情報がとても参考になります。
個別に高校が行う説明会、オープンキャンパスもあります。公立、私立ともにありますね。
こういった説明会では、その高校が求める人材像をもとに、入試傾向などの説明があるので、高校理解と、入試対策の両方の意味で、参加する意義があります。これはできるだけ親子で参加するのがおすすめです。
お子さんの都合が悪い場合は保護者だけでも行く方が多いと思います。
高校説明会はいつから参加?オープンキャンパス中1中2中3
高校説明会、オープンキャンパスはいつから参加するのがよいでしょうか?
進学フェア、進学相談会といった、集合型の説明会であれば、中1からできるだけ参加して、第1志望と併願校のめぼしをつけるのに活用するのがいいと思います。
親子で参加すると、子どもさんの学習意欲アップにもつながります。
高校ごとに主催する説明会、見学会、相談会の場合、中3のみとか、中1、中2もOKとか、生徒のみ、保護者も一緒でOKなど、説明会ごとに参加者の対象を明示しているので、それに従う必要があります。
とても志望度が高い高校で、早くから情報が欲しい場合は、中3のみの説明会でも、問い合わせれば、中1、中2から参加することもできる場合もあるので、だめもとで問い合わせてみてもいいと思います。
尚、高校説明会、相談会、見学会などの情報は、わたしは学校や塾からの他、インターネットも時々チェックして、志望する高校のイベントを知るようにしていました。
一度進学フェア、進学相談会のような、多校が集まる集合形式の相談会に参加しておくと、そこで、個別の学校の説明会に案内してくれることも多いです。
進学フェアからかぞえると高校関係の説明会に二度三度足を運ぶことにもなります。
高校の先生と直接お話し、学校にじかに足を運ぶのは、ほんとうに重要な情報収集ですし、子供が自信をもって、安心して受験できることにもつながりますので、おろそかにしないほうがよいと思います。
高校説明会に行けなかったときに個別アポはOK?
高校の各種説明会、相談会、見学会などに都合が悪くて、もしくは情報を知らなくて行けなかった場合も、第1志望、併願先含めて、受験する可能性のある高校は中3の秋までに一度は行っておくのがお勧めです。
なので、公立の場合は中学に相談、私立の場合は高校ごとに問い合わせて、個別で、高校見学や相談に出かける努力をするのがおすすめです。
遠い場合はなおさら、受験の下見も兼ねて、一度行く必要があると思います。
特に私学は柔軟に対応してくれることが多いです。
うちも、ある私立高校(併願校)で、どうしても説明会、相談会、見学会などに都合が悪くて行けなかったことがあり、個別にアポをとって、見学に行かせていただいたことがあります。
教頭先生がていねいに対応してくださって、資料もいろいろくださり、いろいろな質問にも答えていただいたので、とてもよい印象を持つことができ、子どもの学習意欲アップにもつながりました。
このときは、中3の秋だったので、子どもの成績表、模試の最近の結果などを持参し、みていただいて、ほめていただいたり、学習アドバイスを頂いたりしました。
子供任せではなかなか高校見学はできませんので、親が関心をもって、情報を集め、積極的にかかわる必要があると思います。
まとめ
その高校が求める人材像をもとに、入試傾向などの説明があるので、高校理解と、入試対策の両方の意味で、参加する意義があります。これはできるだけ親子で参加するのがおすすめです。
入試動向の分析結果データなどは、公立中学校の進路説明会では詳しくは手に入らないので、塾からの情報がとても参考になります。
塾生の親だけでなく一般からも参加できる塾の説明会など上手く活用しましょう。
勉強苦手なお子さんは、高校情報を早くから集めるのと同時に、基礎学力アップ対策も欠かせません。
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