高校受験で内申点が足りない 子供に私立専願を納得させる個別相談は

中3も2学期中盤に入ると、模試の結果と内申の見込み点が出てきて、だいたい合格できそうな高校というのが見えてくるころかと思います。

ボーダーライン上の成績だと、親も子も悩みますよね。

基本的にはお子さんの意志を尊重しつつ、親も一緒に学校選びに付き合ってあげるのが大事だと思います。

この記事を書いている人

カチママ

・高校生、大学生の二人の子を持つ母。子供たちは公立進学高校、東京大学に在学中。
・家庭教師、通信高校サポート校の個人指導の経験あり。
・小学生中学生向け通信教育紹介や家庭学習法についてのブログ歴5年。

よろしくお願いします。
目次

高校受験で内申点と偏差値が足りないのに公立受験にこだわる

内申点と偏差値の成績が伸び悩み、もしくは下降して、志望していた高校にはあきらかに難しい、という場合もあると思います。

そういった場合は、塾や学校からも指導があると思いますが、お子さんの気持ちの切り替えがうまくいかない場合もあり、親子で苦しむ事があります。

公立で、小、中、と進学してくると、お友達と一緒の学校に行けることが、お子さんの中では当たり前になっています。

学力差で、行ける高校が変わってくるということが、頭では理解できても、気持ちがついていかない場合があるのです。

多くのお友達が受験する高校を自分も受験し、そこに行きたい。

自分が憧れる部活をのびのびできる、その高校に行きたい。

そういう気持ちが勝って、自分の成績という現実を冷静に見る目を失ってしまうお子さんも少なくないのです。

まずは、そういうお子さんの気持ちを理解して寄り添ってあげることが必要かと思います。

ただ、時間もないので、現実的な選択の中で、お子さんにとって最善の選択を親はしてあげる必要がありますよね。

 

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高校受験で私立専願をする意味 子供に納得させるには

まずは公立高校を目指し、難しいようなら、面倒見の良いしっかりした私学に行かせるという方針で高校受験される方が比較的多いのではないかと思います。

ただ、実力が明らかに届かないような高校を第1志望にしているばあい、併願の私学もあやうくなることがあります。

そういった場合は、最初から私立専願にしておいたほうが、すこしでもよい条件の高校に行けることがあります。

親や中学校はそういったことがわかっているので、お子さんにアドバイスするのですが、お友達と同じ高校に行くことしか考えてないお子さんの場合には、気持ちの切り替えをさせるのが難しいことがあります。

一番よいのは、出願のギリギリでもよいので、親が受けてほしいと思っている高校にアポイントメントをとって、親子で学校見学に行き、個人的に説明を受けることです。

高校には、あらかじめ事情を話しておいて、できるだけ、その私学の魅力をお子さんに伝えてくださるようによくよくお願いしておくのが良いでしょう。

私立の高校はたいてい、個人的な学校見学を受け入れてくれると思います。

設備の整った環境で、面倒見のよさそうな高校の先生に親身になってお話しいただければ、お子さんの気持ちも変化する可能性はあります。

高校受験の個別相談 高校 中学に何を相談するか

高校見学で個別相談を受けることができるようなら、お子さんの成績のことや、将来の夢、本人のよいところなど、高校の先生にしっかり伝えて、高校でどんな生活が待っているかをよく教えてもらいましょう。

内申がすこし不足しているような場合でも専願であれば相談に乗ってもらえることもあります。

ただ、難しいのは、気持ちがこじれてしまって、その高校見学自体どうしても拒否するお子さんもいるということです。

この場合は、中学や塾でも個別相談で先生からお子さんにお話してもらって、お子さんにとってできるだけよい環境に行かせてあげたいということを伝える努力はしましょう。

どうしても気持ちが変わらないというのなら、そのままお子さんに希望の高校を受験させるしかないかもしれません。

その場合は、合格する可能性があまりないわけなので、学校見学をしたことがあるなしにかかわらず、一校だけは滑り止めの私学を受けるように説得する必要はあります。

そして、ふてくされてわざと不合格になるようなまねをしないように、まずは第1志望の高校受験に向けて、応援してあげましょう。

親としては結果が出たらそこで気持ちを切り替えて、腹をくくり、覚悟を決めて、その学校で、お子さんが楽しく高校に通えるようによく高校のことを調べておいてあげて、あとは学費を用意してあげることしかできないと思います。

そのときは、つらい選択になるかもしれませんが、人生なにが幸いするかわかりません。

滑り止めの高校に行ったことで、よい先生や友人と出会い、しっかり成績を伸ばして、よい大学に推薦で合格した、などの例も少なくありません。

一方で、第1志望の高校に行っても、大学は志望したところに行けなかったりするケースももちろん多いのです。

高校も大学も、就職も、すべて通過点であって、お子さんのすべてではないので、その都度応援し続けてあげるのが、大変だけど、親の仕事なのかなと思います。

高校受験の内申についてはこちらでも詳しく書いています。↓

【高校受験の内申点とは?】合否にどれくらい影響する?内申足りない時の対策

通知表が下がった!1や2の最悪な内申…中学生の親は先生へ相談?

高校受験 内申点 足りないのまとめ

高校受験で 内申点が足りない場合は、最初から私立専願にしておいたほうが、すこしでもよい条件で高校に行けることがあります。

高校も大学も、就職も、すべて通過点であって、お子さんのすべてではないので、その都度応援し続けてあげるのが、大変だけど、親の仕事なのかなと思います。

以上 わたしのブログが、少しでもあなたのお役に立てたならばうれしいです。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

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この記事を書いた人

・大学生、社会人の二人の子を持つ母。子供たちは東大、旧帝大へ現役合格。
・家庭教師、通信高校サポート校の個人指導の経験あり。
・小学生中学生向け通信教育紹介や家庭学習法について発信しています。

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