高校受験の内申に部活動は影響するか 中学で内申点を上げる方法

a1400_000315

公立中学で、部活動の参加は強制であるとか、原則全員参加であるというのもききますが、部活への参加は完全に自由という学校もあります。

うちの子どもがお世話になった公立中学校も、部活の参加は自由でした。

入学時に、部活に参加しないことで、高校受験の内申などで不利にならないかと中学に確認しましたが、うちの子の学区の場合では、部活に入らないことで、高校入試の内申に影響はないという話でした。

スポンサーリンク
目次

高校受験の内申点 部活動参加なしで不利になるのか

うちの子は活動負担の少ない文化部に入り、部長も務めましたが、公立、私立ともに特に内申に影響はありませんでした。

また、部活なし(帰宅部)のお友達もいましたが、問題なく高校受験を終えていらっしゃいます。

部活動参加なしで高校入試に不利になることはないといえそうです。

ただ、部活をどう内申に反映するかは、自治体や高校によっても違うようです。

部活をしっかり3年間頑張ったことや、特に功績があった場合は、内申点にかかわらなくても、調査書や面接、小論文などでアピールすることにはつながるので、部活を頑張ることが、高校入試にまったくプラスにならないかというと、プラスになる場合もあるということは、知っておいていいと思います。

高校受験 内申に影響する学校外活動とは

わたしの知っている範囲では、部活なしで志望校に合格を決めたお子さんは、ほとんどの場合、勉強をとてもがんばったり、ピアノやサッカーといった習い事やクラブチームへの参加や、生徒会活動や文化祭体育祭のリーダー的役割など、部活に代わる活動を学校外でされており、調査書などでもいろいろアピールすることがあったようです。

各種コンクールや英検、数検、漢検、ピアノやエレクトーンのグレードなどの資格試験もアピール材料になりますし、内申点のアップにつながることもあります。

なにが内申に影響するのかは、自治体や、高校によって異なるので、中学入学時に、できるだけ確認しておいて、高校受験で不利にならないようにするのが大切です。

そして、部活に代わるアピールポイントを中学時代にしっかり作っておくと安心だと思います。


スポンサーリンク

中学で内申点を上げる方法はどうする

我が家の娘の場合、中3で体育以外はオール5(5段階評価)でした。

娘のやってきたことからすると、部活や生徒会活動の有無にかかわらず、内申をよくする方法というのは、以下のようになります。

[su_list icon=”icon: pencil-square-o”]

  • 毎日きちんと登校し、理由なく遅刻・欠席をしない。
  • 学校の規則を守って生活する。
  • 学校の活動に意欲的に参加する。
  • リーダー的な役割を積極的に引き受ける。
  • フォロアーとして、リーダーをしてくれている人をしっかり支える。
  • 授業中はまじめに授業に参加し、積極的に手をあげる。
  • 私語や居眠りをしない。
  • 提出物はどの教科も期限までに、きちんときれいにしあげて出す。
  • 忘れ物をしない。
  • 副教科も含めて、普段の小テストや、定期テストでよい点をとる。

[/su_list]

娘の場合は、中学3年間を通じて、ほとんど毎日、クラスで一番最初に登校していたそうで、3者面談などでもよくほめられていました。

そういった先生に対する地道な信頼の積み上げのようなものも、中学時代にはとても大事だと思います。

あとは、通知表のそれぞれの教科ごとの観点をよくみて、弱点カバーを意識して対策していくことだと思います。
同じ成績でも、観点ごとに強み、弱みがあるはずなので、弱みをよく親子で把握しておくことです。
通知表というのは、弱点がどこで何をすればいいのかを教えてくれるので、非常に便利なものです。
中3の1学期までは、通知表を結果として受け止めるというよりは、次に何をするのかの指標として利用することをおすすめします。

内申は、中1、中2の成績がすべて入る場合もあれば、中3のみの成績が見られることもあります。

ただ、中3で突然成績が上がるというのは考えにくいため、いずれにしても、中1、中2で成績をきちんとつみあげておくことが大切だと思います。

高校受験 内申 部活動のまとめ

なにが内申に影響するのかは、自治体や、高校によって異なるので、中学入学時に、できるだけ確認しておいて、高校受験で不利にならないようにするのが大切。
部活を頑張ることが、高校入試にまったくプラスにならないかというと、プラスになる場合もあると思われる。

以上 わたしのブログが、少しでもあなたのお役に立てたならばうれしいです。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

スポンサーリンク
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

・大学生、社会人の二人の子を持つ母。子供たちは東大、旧帝大へ現役合格。
・家庭教師、通信高校サポート校の個人指導の経験あり。
・小学生中学生向け通信教育紹介や家庭学習法について発信しています。

目次