中学生の保護者「通知表をもらってきたが、教科により出来不出来がある。評価評定に納得いかない教科もあった。次の成績アップにつなげるためには何をしたらいいか知りたい。」
そろそろ学期末ですね。中学生の通知表を学校からいただいてきたお子さんも多いと思いますが、成績はいかがでしたか?
成績の内容、教科別、観点別の評価もよくみてあげて、できているところはしっかりほめてあげるのがいいですね。
また、十分成績が取れていないところは、どうしたらよい成績につながるのか、しっかり分析し、行動に移すのが大切と思います。
通知表やテスト対策についていくつか記事を書きましたので、以下のようにまとめてみました。参考にしていただければ幸いです。
中学校英語の通知表成績アップ対策!
中学校英語の通知表の成績対策としては以下のものが挙げられます。
・授業をまじめに受け、積極的に参加する。すすんで、発表、発言する。
・ノート、ワークなどの提出物はきれいな字で丁寧にきちんとやり、丸付け間違い直しもすべて行った状態で、期日を守って提出する。ノート○ページ以上などの指定の場合は、できるだけ多めにやる(何ページ以上が良い評価につながるのか、具体的にわからない場合は先生にきいてもよいでしょう)。
・定期テスト、小テストできっちり点数を取る。教科書を暗唱するくらいしっかり音読することで、表現力、理解力を上げる。音読はリスニング対策にも役立つ。
・リスニングはネイティブの発音の教材を使って普段から慣れておくことも大事。
・単語の暗記をていねいにやる。
詳しくはこちらの記事で書いています。↓
中学校英語の通知表成績アップ対策!観点評価上げる中学生向け教材
中学校の数学で通知表成績アップ!
中学校数学の通知表の成績対策としては以下のものが挙げられます。
・ノート、問題集などの提出物はていねいにきちんとやり、丸付け間違い直しまで完璧に終わらせて期限を守って提出する。
・授業態度はまじめに先生やほかの生徒の話をきき、積極的に手をあげて発言、発表もする。
・課題プリント、定期テストはできるだけよい点をとるように事前に勉強しておく。授業中の「ここは大事」「ここはテストに出る」という先生の話を聞きのがなさないようにする。
詳しくはこちらの記事で書いています。↓
中学校の数学で通知表成績アップ!観点項目別上げる方法と勉強法
中学校国語の通知表で成績アップ対策!
中学国語の通知表の成績対策としては以下のものが挙げられます。
・授業中積極的に発表、発言し、先生や生徒の発言を傾聴し、授業をまじめに受ける。授業の進行にすすんで協力する。
・ノート、プリント、ワークなどの提出物はきれいな字で丁寧にしあげ(自分で解いて丸付けをし間違い直しまで終わった状態)提出期日を守る。
・学習に必要なものの忘れ物をしない。
・作文、感想文は指定枚数、字数の最大値にできるだけ近づけて書き、学年にふさわしい漢字を正しく使用する。文章のレベルアップのために、文章を書き慣れるように機会を増やす。
・定期テストでしっかり点をとる。授業中の「ここはテストに出る」「ここは大事」という先生の言葉をききのがさないこと。
・漢字、文法、語句の意味などは授業で習ったことはきちんとおさえ、学年にふさわしい知識もあわせて身に着ける努力をする。
詳しくはこちらの記事で書いています。↓
中学校国語の通知表で成績アップ対策!評価の対象は定期テスト提出物?
中学校社会の成績の付け方って?
中学社会の通知表の成績対策としては以下のものが挙げられます。
・ノート、ワークなどの提出物は丁寧な字で、丸付け間違い直しまで丁寧にやり、期日中に確実に提出する。
・授業は真剣に受け、積極的に発表、発言する。グループ討議や活動が円滑にすすむようにすすんで協力する。
・夏休みなど長期休みのレポート、調べ物新聞づくりなどは、丁寧に充実した内容のものを作る。
・定期テストではしっかり点をとる。教科書を音読し、ワークを繰り返し、ノートまとめなどもていねいにやる。
詳しくはこちらの記事で書いています。↓
中学校社会の成績の付け方って?通知表の観点評価を上げる勉強法
中学校の理科成績アップ!
中学理科の通知表の成績対策としては以下のものが挙げられます。
・ノート、レポート、ワークなどの提出物は、丁寧な字で、充実した内容で、期限内に提出を確実にする。
・授業態度はまじめにし、発言、発表を積極的に行う。実験、観察なども積極的に参加し、円滑な授業の進行に協力する。
・定期テスト、小テストは確実に点をとる。教科書や資料集、ワークをしっかり読み込み、頭に入れる。
詳しくはこちらの記事で書いています。↓
中学校の理科成績アップ!通知表観点上げる対策は?評価で大切なこと
通知表納得いかない!
通知表の点数は高校入試にも影響しますので、とても重要です。
すこしでも納得いかない点があれば、すぐに担任の先生にお問い合わせをして、なぜその点になったのかを把握しておきましょう。
まれに先生の方で点数の付け間違いがあって修正してくれる場合もあるので、それも含めて問い合わせしたほうが良いでしょう。
テストの点数が悪い、提出物が出てない、提出物の内容が悪い、授業態度がよくない、授業のプリントや小テストがよくない、など理由がはっきりすれば次の対策も考えることができるでしょう。
詳しくはこちらの記事で書いています。↓
通知表納得いかない!中学生内申点成績のつけ方をできる子の親は知っている
内申に納得いかない!理不尽不公平?観点おかしいのでは?評価に不満
高校受験の内申点とは?
中学校が高校受験向けに内申書(調査書ともいう)を作りますが、その内申点のもとになっているのが、通知表です。
なので、中1、中2、中3とこつこつと通知表の成績を維持し高めていって、内申点を確実にとっていくことが重要になります。
高校受験では、内申書の内容と受験当日の試験結果を合わせて合否が決められることが多いのでとても重要です。
内申点は、学校の成績つまり通知表の評定の合計点なのですが、自治体や高校によって、計算方法や算入期間が違ってきます。
詳しくはこちらの記事で書いています。↓
【高校受験の内申点とは?】合否にどれくらい影響する?内申足りない時の対策
定期テスト中間期末対策は?
5教科については以下の対策がお勧めです。
・普段からきちんと授業をきいて、積極的に参加する。先生はどこが重要でテストに出るかを授業で話してくれているので、ノートにメモっておく。吹き出しなどで目立つように書くのがポイント!
・テスト範囲が出ても出なくても2週間前にはテスト勉強の計画をざっと立てる。テスト範囲が出たら微調整する。
・学校ワークや提出物を早めに終わらせる。わからないものはすぐに答えや解説を見てもよい。
・数学以外の国英理社は、教科書音読をしてノートやプリントも読み返す。
・学校ワークは1回やった後、間違ったところを中心に2回見直す(解きなおす)。ワークをやる前にコピーを2部とっておいて、やり直すのもよい方法。
副教科実技教科対策は以下の対策がおすすめです。
・普段からきちんと授業をきいて、積極的に参加する。先生はどこが重要でテストに出るかを授業で話してくれているので、ノートにメモっておく。これは5教科と同じ。
・普段の授業で忘れ物しない、時間を守る、準備や片づけを進んで手伝う。実技や作品作りをていねいに。
・ペーパーテストはテスト範囲が出てから対策でよい。範囲の教科書、ノート、プリント類を頭にしっかり入れる。
詳しくはこちらの記事で書いています。↓
【中学生平均点以下】定期テスト中間期末対策は?順位点数アップ勉強法
バランスよく学習できる通信教育についてはこちらで書いています。↓
勉強が苦手な子ども向け小学生中学生通信教育ランキング!8教材比較!
まとめ: 通知表の評価はそのまま内申点として高校受験に直結
通知表の評価はそのまま内申点として、高校受験に直結するので、しっかりつみあげて成績をとっていきたいですね。
特に国数英は積み上げ型の学習なので、定期テストの勉強と並行して、家庭学習でいままで学んできたことのヌケモレはしっかりチェックし、学び残しのないように復習したいところです。
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