小学生中学生の保護者「宿題以外の家庭学習をある程度させたいので通信教育を検討中。有名な進研ゼミよさそうだが、学年を超えて先取り学習できたり、勉強苦手な子の成績アップに効果があるという新しいすららも気になっている。どちらがうちの子に合うか知りたい。」
結論から言うと、学校で7割以降くらいの点を取れている子は学校の進度に基本的に合わせている進研ゼミがおすすめです。
難易度や演習量も適度ですし、カラーテスト、定期テスト対策にはとにかく強いです。
テストで、20点30点、平均以下などの勉強が遅れている子は、お子さんに合うオーダーメードのさかのぼり学習で学力を引き上げるすららがおすすめです。
また、すららは学校の勉強が物足りなくて学年を超えて先取り学習したいお子さんにも合います。
通信教育ときいてまず頭に浮かぶのが進研ゼミというくらい浸透している伝統の通信教材進研ゼミと、最近注目されている対話型アニメーション教材すららを比較してみようと思います。
サービスの多様性は進研ゼミですが、個別対応の学習サービスという点ではすららも大変魅力があります。
まったく違うサービスなので、単純に比べられないのですが、どちらか迷っている方に参考になれば幸いです。
進研ゼミとすららカリキュラムの比較
すらら | 進研ゼミ | |
対象学年 | 小1~高3 | 小1~高3 |
学年式 | 無学年式 | 学年式 |
教科数 | 5 | 9 |
学校の進度に合わせて学習 | 可能 | 可能 |
先取り学習 | ◎ | △ |
さかのぼり学習 | ◎ | △ |
学年式とは、学校の授業進度に沿って、毎月決まった時期に決まった学習範囲が届く方式です。
無学年式とは、自分の学力に合わせて、自分のペースで学習範囲や学習量を決められる方式です。
無学年式だと、すららやスタディサプリ、学年式だと進研ゼミ、スマイルゼミ、z会などが挙げられます。
学校の授業についていけて、学校に合わせて勉強したい子にはだんぜん進研ゼミがお勧めです。
進研ゼミすらら料金の違い
すらら | 進研ゼミ | |
入会金 | 7700-11000円(無料キャンペーン時期あり) | 0円 |
早期退会違約金 | 0円 | 9900円(6か月未満) |
専用タブレット | 不要 自宅PCタブレット使用 | 0円(必要) |
月額受講料 | 小8228-8800円 中8228-10428円 | 小2980-6440円 中5980-7980円 |
テスト対策をしっかりしたい場合は進研ゼミがお勧め。(上記料金にはエベレスは入っていません)
学年を超えて、先取り学習、さかのぼり学習したい場合は、すららがおすすめになります。
費用面では、進研ゼミが割安になりますが、早期退会は違約金があります。
進研ゼミ中学講座学習スタイルレベル選べるのが魅力
すららと進研ゼミを中学生の場合で比較してみます。
進研ゼミ中学講座はまず、進研ゼミ 中学講座 オリジナルスタイル(紙のテキストと、進研ゼミ 中学講座 ハイブリッドスタイル(タブレットと紙で学ぶ)の2種類から選ぶことができます。いずれもハイレベルとスタンダードの2種類のレベルを選べます。
基本は学年、学校の進度に合わせた内容の教材が届くシステムです。
わたしが耳にしているのは、定期テストの予想問題や暗記bookが評判が良くテスト対策にとても役立つということです。
そのほか進研ゼミ 中学講座 エベレス(進研ゼミに加えて月1万ちょっとでハイレベル授業をウェブで受けられる)や、進研ゼミ 中学講座 デジサプリ(進研ゼミ生専用の教科書学年を超えた学習アプリゼロ円)などのサービスもあります。
進研ゼミとエベレスで、公立高校から国立大医学部にすすんだ知人のお子さんも知っているので、うまく使うと本当に効果があるよい教材なんだなと実感しています。
ただ、続かない、ためこんでしまった、などの途中退会の例も耳にします。会員数が多い分、合わない方がいるのももちろん仕方ないことだとは思います。
すらら学力診断テストで個人専用の教材を提供
すららは、ある意味シンプルなシステムです。
タブレット、パソコンはすららの推奨環境に適合したものだったら手持ちのものを利用できます。
アニメ教材で対話型の授業があり、ドリルがあり、テストがあり、という内容です。勉強嫌いのタイプも飽きない工夫がされています。
授業は好みで倍速機能で受講もでき、時間短縮もできます。
苦手克服の実感としては、6か月以上続けた会員の7割が苦手克服の実感があるというアンケート結果もあります。
完全に個別対応教材になっているんですね。
つまずき診断システムで、しっかりお子さんの弱みをあぶり出し、対策をしてくれます。できるところからはじめられるので解けないストレスはありません。
難易度自動コントロールで、お子さんに合わせた難易度の問題がなされるため、できたという実感が持続できます。
無学年制なので、学年学校をさかのぼり、先取り学習もできます。英検数検対策やプロ塾講師のアドバイスも料金に含まれています。
また、学校の教科書と試験範囲を登録すると自分だけの定期テスト模試を作ることもできます。これを繰り返すとテスト対策も安心です。
英国数の力をしっかり伸ばすと、理科社会の授業の理解力もすすんで、教科書を読み学校のワークなどをやりこむことで、自然と定期テストで点もとれるようになっていきます。
すららは多くの塾や学校で採用実績のある定評のある教材でもあります。
タブレット学習中学生向け比較進研ゼミすらら
タブレット学習中学生向け比較進研ゼミすららということですが、ほんとうにどちらもすばらしい教材で、お子さんに合うものを選びさえすれば、学習効果は両方とも望めると思います。
わたしの印象ではあまり無理しないで学校についていけている場合は進研ゼミもよいかもしれないと思います。
ただ、小学校時代の国数の内容に学び残しがある、大きな学習の遅れがあり、どこから手を付けていいかわからないなどの場合や、
逆に学年、学校を超えて得意科目をどんどん先取りしたい、中3の夏までに英国数を固めて秋以降はしっかり入試問題演習をやりたいなどの場合は、すららがむいていると感じました。
すららについてはこちらでも詳しく書いています。↓
通信教育すららは最短ルートで苦手克服!難易度レベル調整するAIドリルの効果
勉強が苦手な子ども向け小学生中学生通信教育ランキング!8教材比較!
まとめ:お子さんに合うものを見極める
わたしの印象ではあまり無理しないで学校についていけている場合は進研ゼミもよいかもしれないと思います。
小学校時代の国数の内容に学び残しがある、大きな学習の遅れがあり、どこから手を付けていいかわからないなどの場合や、逆に学年、学校を超えて得意科目をどんどん先取りしたい、中3の夏までに英国数を固めて秋以降はしっかり入試問題演習をやりたいなどの場合は、すららがむいていると感じました。
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