中学生のお子さんで、自宅学習が自立してできて成績もよいお子さんは少数のほうだと思います。
まだ中学生だと、多くの場合、大人がある程度勉強を見てあげたほうが、よい結果につながることが多いです。
塾や家庭教師の利用もよいですが、どうしても曜日や時間、科目が限られますので、基本的には、家庭で、親が子どもの勉強を気にかけてあげることが大事だと思います。
我が家にも中学生、高校生の子どもがおりますが、それなりに手がかかっています。
摩擦のない親子のかかわり方や、自宅学習を見守りやすくする環境づくり、自宅学習教材などについてご紹介します。
中学生親一緒に勉強定期テストのかかわり方
中学生の中間期末テストなどの定期テストで、最初は子供に任せて様子をみているなどのご家庭も多いと思います。
ただ、成績が中程度以下のお子さんならば、できるだけ最初から親がかかわってあげるほうが、成績すなわち内申点対策としてはよいと思います。
定期テストの範囲表は親子で一緒にみて、教科書やワークに付箋などで範囲のしるし付けを手伝ってあげるなどから始めるといいでしょう。
案外範囲が広い教科、範囲が少な目で時間が短くて済みそうな科目などのあたりをつけておきます。
定期テストと同時に試験範囲のワークやノートづくりなどの提出物がセットになっていることが多いと思うので、とになく授業が終わったらすぐにワークということで、こまめに声をかけてあげるといいと思います。
勉強を面倒くさがるタイプならワークの丸付けを親が手伝ってあげるなどもわたしはいいと思います。もちろん、間違い直しは自分でしてもらいますが。
テスト前期間でなくてもできることはあるので、とにかく毎日すこしでも、定期テストに向けて何かやるという習慣を親子で作るのがおすすめです。
家庭学習親の関わりは必要か本人のやる気は
家庭学習親の関わりは必要か本人のやる気はどうなのかということですが、わたしは勉強の遅れたお子さんについては、中学生でも、高校生大学生でも、親のかかわりは必要だと思います。
甘やかしのようですが、勉強の自立というのは個人差が大きいもので、手をかけてあげなくてはいけない期間もそれぞれです。
むかしは13歳で元服し大人と認められ、今は20歳で成人ということになっていますが、精神面経済的自立という意味での成人は30歳ごろの方が増えているという話をきいたことがあります。
成長がゆっくりなタイプと思って、ゆっくりでもいいから、30歳までに大人になってほしいと思って親は気長に育てる時代なのかもしれません。
もう大人だからと本人のやる気を待っていることで、高校、大学を中退するようなケースも見聞きしますので、とにかく、卒業までは、必要なことは何でもやってあげるのがおすすめです。
で、勉強の遅れているタイプは、普段の授業についていくこと、定期テスト対策をすることだけでなく、それまでに身につかなかった学習内容をおっかけで学習しなおすということがどうしても必要になってきます。
基礎がしっかりすることで、並行して、普段の成績アップにもつながっていくからです。そして、できるようになると勉強は楽しくもなってくるので、やる気にもつながります。まずやってみること、やる気はそのあとと考えてください。
塾や通信教材で効果のあるものが見つかればよいですが、まだお探しの場合はこちらのすららというデジタル教材をお試しになってみることをおすすめします。
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いままで、塾や通信教材を試してみたけどだめだったというお子さんにこそ試していただきたい教材です。
勉強しない子についてはこちらで詳しく書いています。↓
【落ちこぼれ中学生】勉強嫌いでやる気がない場合!勉強しない娘や息子の対策
親子で勉強は喧嘩のもと?外注を考えるとき
親がかかわったほうがよい、と今まで書いてきましたが、一方で、中学生高校生は反抗期、思春期でもあり、扱いが難しくなってくる年頃でもあると思います。親子で勉強は喧嘩のもと、勉強は塾などに外注するのがよいと思っているご家庭も少なくないでしょう。
うちの子どもは思春期ではありますが、反抗期というのがないタイプのようです。ただ、反抗期のあるお子さんとその親御さんを見ていると感じる共通点、我が家との違いというのを感じることがあります。
親子でお互いを傷つけあい、ばかにしあう言葉を投げ合う、という点です。
うちの子どもは実はだらしなくて、何度言っても脱いだ服を洗濯籠にいれてくれないのですが、わたしは叱ったことがありません。
だまって私が片づけるか、「パジャマを洗濯籠にいれておいてね」と短くお願いするだけにとどめます。「何度言ったらわかるの?洗濯してもらっているものの分際で、洗濯籠に汚れ物をいれるくらいの協力がどうしてできないの!お母さんだって忙しいのよ」などのキツイ言葉はぐっと飲み込むことにしています。
親も自分のこととして考えると、できないことを顔をつぶすように叱られるのはつらいことです。
できるまで、何年かかかっても声をかけ続けてあげよう、でも、できないことを叱らないでおいてあげようとわたしは思っています。
感じやすい思春期の子には、親の言葉が親が思っている以上にぐさぐさと刺さるものだと思ったほうがよいのではないでしょうか。
親が自分を傷付けないとわかれば、子供も親に心を開くし、感謝の気持ちも出てくると思います。
わたしは子どものために、ただ、奉仕し、子供を喜ばせることだけを考えていますが、案外それでいいんじゃないかと思います。
実はそのほうが親も楽ですし、できないことができるようになるのも遠回りのようで、親が思いやりを持って手をかけたほうが早く自立するように思います。
で、親子で勉強すると喧嘩になるのではということですが、それまでの関係でどうしてもお互いキツイ言葉をかけあうような場合には、学習の外注が必要になるでしょう。
塾や家庭教師で合うものがあればよいですが、勉強嫌いのお子さん面倒くさがり屋のお子さんにやる気を出してほしい場合は、一度、さきほどご紹介したすららという自宅学習教材を試して見られてはどうかと思います。
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まとめ
成績が中程度以下のお子さんならば、できるだけ最初から親がかかわってあげるほうが、成績すなわち内申点対策としてはよいと思います。
定期テストの範囲表は親子で一緒にみて、教科書やワークに付箋などで範囲のしるし付けを手伝ってあげるなどから始めるといいでしょう。